こちらでは1996年当時、ニフティのMacintoshビギナーズフォーラムでよくある質問だった「ComNiftyを使ってインターネット経由でニフティのフォーラム巡回する」方法を紹介しています。2004現在ではあまり必要では無いと思いますが、記録として残しています。
基本的に私の環境で問題なく動作することを確認して紹介していますが、それぞれの環境によっては動作が変わってくるかもしれません。また、もっと良い方法。ここでの紹介の仕方で私が誤認している箇所もあるかもしれません。
このページのリンクは基本的に許可無用ですが、リンクを張るのはトップページ(http://www2s.biglobe.ne.jp/~konron)にお願いします。
ComNiftyを使ってインターネットから@NIFTYへ接続する
@niftyのパソコン通信サービスへ、ComNiftyを使い、インターウェイを使って接続する方法の紹介です。(@niftyのサポートページ)
【動作確認環境】
G3 Mac(B&W)350MHz MacOS9.04
PowerBook G4/400 MacOS9.04
フレッツADSL(NTT西日本)
ADSLモデム:NTTレンタルモデル
ルータ:コレガ製BAR SW-4P
【対象者】
- アナログモデムからISDNへ移行したらComNiftyが使えなくなった!
- モデムからTAやルーターに買い替えたらComNiftyが繋がらない!
【前提条件】
- Macintoshの基本的な操作と、ComNiftyの自動巡回設定を自力で行える程度に使えてる人
- インターネットに接続できる環境であること。
【必要なソフト】
- ComNifty本体
- 必須です
大手パソコン通信の「@nifty」へ接続するためのフリーソフトです。
最新バージョンはVer1.3.8(94/12/02)です。おそらくこれ以上のバージョンアップはもう無いと思われます。このページでは、アナログモデム接続において、通常にオートパイロットできる状況にあるという前提でこちらでは解説します。ComNifty自体の設定方法などは解説本や別途HP、FMACBGで情報を取得してください。
実際にはVer1.4.0というものもありますが、これはバグの為、現在では配布されていません。唯一、まっくん8号さんのHPでVer1.4.0を落とせます。通常のオートパイロットには特に支障はありませんが、あくまで使用は個人責任でお願いします。(できるだけVer1.3.8をお使い下さい)
ComNiftyはメニューが全て英語です。分かりにくければ日本語化パッチを使ってメニューを日本語化すると良いでしょう。
ComNiftyは古い設計の為、MacOS8以降では一部機能でフリーズしてしまいます。これを改修するPatchが公開されています。バグと言うよりは、予期できない仕様と言えるのでは無いでしょうか。逆に言えば、現在でも現役で使用できる、とても秀逸なソフトであると思います。
ComNifty OS8 Patch.sit/ComNifty1.3.8用
(@niftyのインターウェイで接続するので@niftyのIDとPasswordが必要です)
ここでは関係ありませんが、ComNifty自体はRoad7のオートパイロットに対応していません。これに対応させる為のPatchが公開されています。
ComNifty Road 7 暫定対応Patch/ Road7対応
(@niftyのインターウェイで接続するので@niftyのIDとPasswordが必要です)
※Patchのなかには、元のComNiftyを残して新しいComNiftyを生成するものもありますから、新しいものだけを残して元のComNiftyは削除するか、圧縮してどけておいて下さい。2つのComNiftyがあると、誤動作の原因となります。また、ComNifty1.4.0にPatchをあてた場合は保証のかぎりではありません。
- 解説では、ダイアルアップ接続にFreePPP2.6.2を使用しています。
ISDN環境に移行してから、TA(ターミナルアダプタ)を使って接続する場合に必要です。別途、OT/PPP、MacPPP、リモートアクセス等でインターネット接続環境を整えている方は不用です。
また、ADSLなどの常時接続している方も不用です。
FreePPP2.6.2は日本語版があります。
- TCP Serial機能拡張を用意する
以上で材料は整いました。
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その他の通信ソフトでComNifty通信ツール群と同じ環境を目指す
レシピ 2種類用意しました。どちらかを使ってみては?
ただ、こちらの2種類は私のほうではきちんと動作確認してません。ご紹介のみにとどめます。ご容赦下さい。
1.STerminal&Nifty-a-Go-Go! を使用する。
STerminalは3000円のシェアウェアです。機能制限は特に無いようですが、使用をつづける場合はシェアウェア登録をしましょう。
STerminal 単体は汎用通信ソフトです。STerminal 単体ではニフティにアクセスできません(できるけど初心者の方はとっつきにくい?)
STerminalを使ってニフティを自動巡回するのが「Nifty-a-Go-Go!」 です。普通のアナログ接続以外に、Telnet接続を標準サポートしています。これを使うのに、TCP serial機能拡張は必要ありません。
自動巡回の測度はComNiftyよりも若干速いように思います。
現在、メールの送受信、会議室の閲覧、PATIOの閲覧ができます。ライブラリからのダウンロードはサポートされていません。
茄子Rで作成するPOSTファイルをちゃんと読んで会議室などで送信してくれます。今まで、ComNifty--魔法のナイフ--茄子Rの環境の方は、ComNiftyをSTerminal&Nifty-a-Go-Go! へ置き換えるだけで可能です。
2.Jterm3とTelnetTool もしくは Black Night Telnet Tool を使う。
Jterm3は株式会社まつもとの市販の汎用通信ソフトです。お店に売ってます。様々なスクリプトを使うことで@niftyやPC-VANから草の根ネットまでつながる優れモノです。
これで、ニフティを巡回するのがJniftyというスクリプトです。非常に高機能で、安定した開発持続をされてます。フリーウェア。
TelnetTool はフリーウェアです。私は使ったこと無いです。
Black Night Telnet Toolはシェアウェア($30ほか)となっています。
これらを使うことで、やはりComNiftyと置き換えてTelnetすることができます。ライブラリからのダウンロードも可のようです。
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