父島での歓迎

 7年ぶりの母島滞在も終わりを告げる。 今回は、音楽名ディアを持ってこなかった。 バイクに乗らなかった。 海に入らなかった。 その代わり5キロと8.8キロ走った。 いつもと違うことをしたかったのもあるが、物足りない気持ちと、思ったより良い結果に満足する気持ちの両方を土産に、母島を後にした。
 波が心配だった。 いざという時にはいつでも自決できるように、アネロンを胸ポケットに入れて乗船した。 波は穏やかだったが、1時間もすると疲れてきたので、甲板で横になっていたら、あそこあそこという声が聞こえて来た。 起き上がると、イルカがいるというのだ。 安いデジカメは反応が遅いので、シャッターチャンスを捕まえるのは難しかったが、なんとか数枚、イルカを撮すことが出来た。 なんと小笠原7回目で、イルカを見たのは初めてのことだったのだ。 勝手な勘違いなんだろうけれど、歓迎してもらってるように感じられて、嬉しい気分になった。
 これだけ多くいるという話を聞きながら、小笠原でまだ鮫は見ていない。 

スコールがすぐに蒸発する様子 停泊するははじま丸
おがさわら丸がいない時のははじま丸乗船風景 お見送りありがとうございます
もやい綱巻き上げ 出港です
こんなに少ないのに飛び込みが 花火を見た堰堤
港を出る 父島に向かう
次に来るのはいつの日か 二見港近くでイルカがいるという情報が
ハシナガイルカだと教えてもらう なかなうまく撮せない
長い間一緒に泳いでいた 潜水艦が停泊
二見港に近づく ははじま丸の埠頭
大村海岸 大村地区

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