山から見た父島

 夜中に激しいスコールが降ってきた。 1時頃上がったので、街に様子を見に出てみた。 小笠原最大の繁華街は、もう眠りについていた。
 翌朝、ぷらっと歩いて、電信山遊歩道に上ってみた。 集落の景色はかなり変わっているのだろうが、比較する記憶が遠く、変わってないようにも見えた。 反対側の兄島瀬戸は、こちらは何も変わっていない。 10年前は兄島に空港を作る話もあったが、何も変わっていない。 一観光客としては、それが嬉しい。 観光客のエゴなのかも知れないが。
 長崎展望台まで来たら、年配の人たちに解説者が着いたツアーのような一行に出会った。 ちょっと離れたところから、その解説を聞いてみた。 その人たちは、昔小笠原にいた人たちみたいで、自衛隊と共同で、許可を取って獣医が同行し、ヤギを捕獲して食べようという計画があったという話をしていた。 崖に追い詰め、挟み撃ちにしたら、ヤギが突然中央の本部に突進してきて、本部の人が慌てているところを中央突破で逃げていったという話を、笑い話としてしていた。 なかなか戦術に優れたヤギ隊長がいたものだ。 記念撮影を始めたので、そのままフェードアウトして分かれたが、役所の人もいたみたいだが、何の一行だったのだろうか。

スコール後の繁華街(夜1時半) あちこちに天気図がある
大神山展望台からの二見港 展望台からの大村
電信山からの兄島瀬戸1 兄島瀬戸2
兄島瀬戸3 兄島瀬戸4
電信山で見た花1 電信山で見た花2
電信山で見た花3 電信山で見た花4
国立天文台 天文台に咲いていた花
奥村に咲いていた花 最近珍しい電話ボックス

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