四国一人旅 2002年11月29日(金)

道後温泉本館〜からくり時計〜松山城〜真珠会館〜闘牛場〜宇和島城〜宇和島駅



☆2002年11月29日

 道後温泉本館

ホテル谷屋で、美味しい朝食をいただき、
女将さんの優しい笑顔に送られながら、8時半にチェックオフ。
その後すぐに、道後温泉本館へと向かう。

やはり道後温泉本館。その存在感はすごい!

15年前に来た時と同じ姿なのに、
時間の経過の衰えを感じなず、なお盛んという印象を受けた。

やはり3000年の歴史を持つといわれる日本最古の温泉。
この建物も、明治27年に作られたとのことで、15年では変わり様がない重みがある。 これから何百年たって、たとえ建物が変わったとしても、

愛媛に道後温泉ありという事は変わりないだろう。


 道後麦酒館

道後温泉の斜向かいにこの麦酒館がある。

和風の味わいのお店で、 道後温泉本館に入った後、
賑わう場所だという。
坊ちゃんビールやマドンナビール、漱石ビール等と、
愛媛松山らしい名前の地ビールがあるのだという。

今回は、お店に入れなかったのが、残念であった。
 


 道後温泉からくり時計

道後温泉本館で、写真を撮るのに時間がかかってしまい、
その後、松山城直行のつもりであったが、 時間は9時ちょっと前。
せっかくなら谷屋の女将さんお勧めのからくり時計を見ていこうかな?と思い、
道後温泉駅前に行く。

ちょうど時計前のベンチに座ったら、タイミング良く、9時に。
そして、からくり時計が動き出す。
まず、屋根が持ち上がり道後温泉の太鼓が現れ、その後文字盤にマドンナ。
文字盤の両脇が広がり、また時計胴体が持ち上がってどんどん人形が現れる。

その間、地域ボランティアのおじさんが、その様子を朗々と説明をする。
そしてからくりが全部出きった時、そのおじさんは「しばらくこのままだから、
記念撮影をしたい方は、どうぞ」
と次々観光客のカメラを預かっては、そのカメラで撮ってくれるのである。
実は私も撮ってもらった。
こういう心憎いサービス、良い思い出になる。


 道後温泉駅

この日は金曜日、平日にもかかわらず、
駅前にはマドンナや坊ちゃんが!
それに赤シャツなども出没している。
実は私も一緒に入った記念撮影をしたのだが・・・。

あとで分かったことだが、金・土・日に松山各所で、
先ほどのからくり時計の説明してくれる人と同様、
このような衣装を着たマドンナや坊ちゃんが、
松山案内をしているのだそうだ。

この後、松山城に行くのだが、
そのロープーウェイ付近にも、 麗しいマドンナが2人いた。


 松山城のロープーウェイ

道後から松山城へと向かう。
このロープーウェイへの入口は、一方通行になっていて、
行くのにちょっと迷ったが、その気になると着けるものである。

駐車場に車を止め、早速ロープーウェイへ。
ロープーウェイは障害者手帳があると、無料になる。
今までもいろいろ割引はあったが、これにはビックリした。

ロープーウェイとリフトは平行に着いている。 さすがにリフトは怖いので、ロープーウェイの方を選ぶ、
この日は、この時間は、観光客がかなり多く、すし詰め状態だった。
しかし、数分で上に着く。


 松山城

ロープーウェイですし詰めだった人達は、松山城への道に消えていく。
今回の私もロープーウェイで来れるみやげ物屋のある広場までである。
それで良いのだ。
ここに来るのが目的だったのだ。

15年前に撮った写真を、お土産物屋さんの人達に見せて、
私と一緒に写っている人の話を聞く。
その方とは会えなかったが、
その人の事を皆がいろいろ話してくれた。
その話一つ一つがとても嬉しいもので、
15年前の出来事は、幻ではないと痛感した。

さて松山城は、松山市内各所からよく見える。
綺麗で大きな山城である。 今年2002年は、松山城400年祭にあたるのだった。



 あぐり亭

松山を後にして、国道56号線を1時間ほど走ると、内子に入る。
お腹が空いていたので、この「あぐり亭」に寄ってみる。
というのは、今晩はシティーホテルで、夕食は本人調達だからだ。
川沿いにあるこの「あぐり亭」は道の駅みたいなっていて、
窓側に座ると景色も良い。

ここでは、玉子丼を食べた記憶がある。
何故玉子丼だったか?理由は特別なかったが、
この時無性に食べたかったのだろう。

その後トイレによったが、ここの身障者用のトイレは、
なんとウォシュレット仕様なのである。
それだけでも、ここはお勧めである。


 宇和島真珠会館

ここからは、もう宇和島駅まで10分ほど。
一息ついた頃写真を撮ったが、ひっきりなしに観光バスはやってきた。
宇和島では、一番の立ち寄り所なのであろう。

私も中に入ってみる。
煌びやかな、高い真珠製品が並ぶ。
それだけで目の保養になるのだろうか?

食べ物では、タルトのところに人が集まる。
そうそう、じゃこ天のところにも人が集まっていた。
お土産は買わずに、試食品をたっぷり食べてしまった。
じゃこ天は特に美味かった。



 宇和島闘牛場

闘牛場に登る道を間違えたりしたが、
ほどなく闘牛場に到着。
ここは、中が見れるように入口が開いている。

おそらく、観光バス等の見学もあるのだろう。
それでも、見学料は取られないで安心してみることが出来る。

事務所には人がいて、
お願いすれば闘牛のビデオ鑑賞もできるとのことだったが、
今回もこの写真を撮って、ここを後にする。



 夕焼けに浮かぶ宇和島城

闘牛場からの帰路、僅かな時間で日も傾き、
坂道の中程で、夕陽を狙ってみる。

そこに宇和島城のシルエットが。。。
写真左の宇和島城、なかなか絵になり綺麗な写真となった。

海抜約80mの地に立つ山城の宇和島城も、
初めてこの地に築城されて400年たつという。
 


 宇和島駅前

駅前には、闘牛の銅像が。
この写真は、闘牛場に行く前に撮ったものだが、
実はこの銅像を撮っている後ろに、
本日宿泊するホテルクレメント宇和島の入口がある。

日も暮れた5時頃、チェックインした。
宿の紹介でとても綺麗なホテルだと書いたが、
フロントにいる人たち親切で、それが印象に残っている。

ただ、とても疲れていたので、少し仮眠をとり、
7時過ぎに、
この一階にあるレストランで夕食をとることにした。
その後、ビールや飲み物を買い、部屋に戻る。
そして、早めの就寝とした。






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