四国一人旅 2002年11月30日(土)

南楽園〜南レク〜四万十川〜沈下橋〜足摺岬



☆2002年11月30日

 南楽園

7時半頃起床し、まずTVの天気予報を見る。
午後から崩れる予報が出ている。
今日は。四国に来て2回目の雨に遭いそうである。

しかし宇和島に泊まったことにより、足摺まではそれほど距離はない。
宿毛から四万十川経由で足摺に入っても充分余裕がある。
と思いながらも9時にはホテルをチェックアウトする。

まず向かったのがこの南楽園。
「南楽園文化祭」と綺麗に書いてある空模様があまり良くないせいか、
まだ人影はほとんどない。
写真を撮ってすぐに南レクの方に向かう。


 南レク

「南レク」は南予レクリエーションと言い、
宇和島から御荘までの、
かなり広範囲な観光施設である。

南楽園とともにオートキャンプ場や紫電改展示館、
御荘(みしょう)ロープーウェイなどがあるが、
実はドライブでもところどころで見える、海がとても綺麗であった。

右の写真もその途中で撮ったが、
まだ天気のいい時分で、
綺麗な山並みに穏やかで綺麗な海の姿が撮れた。  


 御荘 道の駅

「みしょうMIC」という名の道の駅で、
観光バスも多く停まり、かなり人気のある道の駅だった。
ここまでは、愛媛県である。

実はここであるお土産を探していた。
それは愛媛県の特産で、おもしろい漢字のお菓子である。

実際には、ここでは手に入らなかったが、親切に教えてくれて、
無事手に入れることが出来た。
感謝の道の駅である。


 四万十川学遊館

愛媛から再び高知に入り四万十川へと向かう。
まずは案内板にで見かけた、四万十川学遊館へ行ってみる。
この四万十川学遊館は「中村市トンボ自然公園」の中にあり、
ロッジ風の雰囲気の建物で、郷愁を誘う。
ここでも車椅子が使えるとのことなので、お借りして中にはいる。

一階はトンボ館、2階はサカナ館、車椅子は専用のリフトがあり、
2階にも簡単に行けるようになっている。
このリフトは素晴らしかった。車椅子の方も安心してこの施設を見学すると良い。

ここを訪れて、四万十川に、こんなにもトンボや魚がいる事にビックリした。
最後の清流と言われる由縁を肌で感じられた。

この施設の近くにもお土産物屋さんがあり、 そこに入ってみると気さくなおばちゃんのいる。 そして、四万十川についていろいろ教えてくれる。
ここにも立ち寄って良かったと思った。


 四万十川

その後、雨がぱらつき始めた来たが、いよいよ四万十川へ、
程なく大きな川が見えてくる。

全長196kmと言われる四万十川、
雨の中でも、静かに蕩々と四万十川は流れる。
やはり全国に知れ渡り、そこを目的に訪れる気持ちがよく分かる。

天気のいい時に来たかったが、
雨の四万十川もなかなか良いものだ。
この川の至る所に、先ほど見たトンボや魚がいるとなると、
本当に大切にしたい川だと思った。


 あかめ館

四万十川の広い川腹にこの「レストランあかめ館」がある。
ここには、四万十川の遊覧船の船乗場があり、
写真では人が写っていないが、
実は雨のこの時でも遊覧船はかなり賑わっていた。

右の営業中のところにあかめ館がある。
お昼は食べていなかったが、もう2時をすぎ今食べると夕食が・・・と思い
ここでの食事は、なしにする。

時間的に、もうちょっと早くここに来れば良かった。


 佐田の沈下橋

ここに来るのにかなり道に迷ったが、
無事に来ることが出来た。

しかし、意外とこの橋、渡る車が多いのである。
雨の中車を置いてすぐ近くまでは怖くて行けなかった。
なので、遠めからの写真。

軽とはいえ難なく渡ってしまう地元の車はすごいと感心してしまう。
雨さえ降ってなければ、這ってでも橋の端まで行っただろう。


 足摺の道

四万十川を後にして、目指すは足摺岬。
土佐清水にさしかかり、今晩の宿の民宿青岬に
宿の確認と、行き方を聞くために電話してみる。

女将さんは、分かりやすく教えてくれるが、 実際通ってみると、すごい道の連続である。
何がすごいかというと、 その道は細く曲がりくねっていて、至る所に「警笛鳴らせ」の標識がある。 しかも、雨の午後4時頃とのこともあるが、茂った木々の葉が道に覆い被さり、 やたらと暗い。
左の山側の路肩は深くくぼんで、右の方は、
突然海が見えるとその路肩は切り立った崖のようだ。
  試しに写真を撮ってみたが、この写真はかなり補正して撮ったものである。

しかし、その道も無事青岬まで着くことが出来、女将さんの優しい笑顔にホッとする。
5時前に着いたが、お風呂も綺麗で食事も美味しく、
なにより、女将さんとの話が楽しくて、そこでの宿泊はとても充実したものだった。
夜の10時まで、あっという間にたった感じだった。
ここを選び、ここに泊まってほんとに良かった。



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