四国一人旅 2007年11月18日(木)

松山〜観潮船〜大鳴門橋〜大鳴門記念館〜阿波おどり会館〜徳島ラーメン

☆2007年11月18日

 松山から高松・徳島へ

7時前には起床、シャワー身支度を済ませ、
チェックアウト前に、道後温泉本館周辺の写真を撮り、
8時前には道後のホテルをチェックアウトし、
高速を乗り継ぎながら徳島へと向かうのだ。

道後から松山周辺は、市電も通り運転も気を使う。
日曜日ということか、若干の渋滞、車も多いようだ。
渋滞を抜け、減ってきたガソリンも満タンにして、高速へ。

四国の高速は、松山から徳島への一本棒がとても便利だ。
しかし車線を増やしてほしいとも思った。



 石鎚山SA

松山道を走り、9時頃には石鎚山サービスエリア。
ここで朝食をとる。
メニューは、しまなみ海道でも有名な伯方島の塩ラーメンと、
イイダコの御飯のセット。
両方とも美味かった。

ここからは休憩無しに一気に、徳島へ。
ちなみに四国の高速は一車線が多いが、途中追い越し車線の場所もある。数キロ手前から追い越し車線の案内が出ているが、その情報はとても大事になる。
やはり遅い車の後ろに着いてしまうと、そこを利用して越すしかないからだ。  
私も何度かその追い越し車線を利用させてもらった。

 大鳴門橋

高速で徳島まで行き、そこからは国道11号で鳴門に向かう。
本来高速を下りずに大鳴門橋まで行きたいのだが、
四国は各所で高速が繋がっておらず不便に感じてしまう。

11号線で鳴門に向かい走っていると、右のように大鳴門橋が見えてくる。 この道は何度か通っているのだが、こういう風に写真で撮れる場所は、 そんなに長い区間ではない。 実は、走っては止まり、走っては止まりで、良い場所を選んで撮ってものだ。

基本的に私は、渡るのも撮るのも、橋が好きなんだと思う。


 観潮船

鳴門に着き、早速観潮船乗り場に行く。
時刻もちょうど12時を過ぎ、11月18日の潮見においても、
北流が12時10分と、よい時間に差し掛かる。

前もって調べていたのだが、
鳴門渦潮の観潮船には水中観潮船と大型観潮船があり、
大型観潮船は、車椅子のまま乗り込むことが出来るのだ。
ちょうど乗り場では即乗れる大型観潮船があり、
12時20分発の船に乗り込む。

このイベントも修学旅行以来で、
無理だろうと思われていたものが、
一人旅で実現出来て、感無量の思いだった。  



 大鳴門橋と渦潮

船から見る渦潮は遠い昔、30年前に体験していたが、
こうやって海から見る大鳴門橋は、今回が初めてであった。

波立つ海に漂う船に身をまかせながら、
逆巻く渦潮を見、そして大鳴門橋を見れる事に、
風景もさることながら、身に伝わってくる自然を感じ、
止めどなく熱いものがこみあげてきた。

その場を身体全体で感じられる事、
まさにそれが”今”を生きてる実感なのだと、
頬をつたう熱きものが、教えてくれているように思えた。




 大鳴門橋

観潮船は乗り場に戻り、今度は車で大鳴門橋を渡る。
去年の夏、そして今年の夏も、
よさこい高知に行くために、 この橋を渡っているのだが、
時期が違うせいか、一人という状況が違うせいか、
渡りだすと、この橋に対する思い入れが膨らんでくる。

30年前は姿形もなく、25年前は建設中、
20年前にやっとその橋を渡り、
5年前には橋の下にある渦の道を車椅子で。。。
それらのシーンが、蘇ってくる。

またまた駐停車禁止なのに、こういう写真を。。。
こんな事は真似しないでほしい。





 大鳴門橋記念館

ここは20年前、初めて大鳴門橋を渡った時に行っている。
その時は、あまり人がいなかったように覚えているが、
この日は、日曜日ということもあってか、かなり混雑していた。

ここはうずしお科学館と、人形浄瑠璃館が併設されており、
どちらも私にとって興味が惹くものだ。

ちょうど開演間もなくの人形浄瑠璃を先に見る。






 眉山の夕陽

大鳴門橋記念館を後にして徳島へと車を走らせると、
ちょうど眉山の見える当たりで、夕暮れの時を迎える。
このように山頂のアンテナ等が、ハッキリシルエットになる。

車で距離を走った日であった。
しかし、この後車椅子でもよく走る日となる。
徳島ラーメンと阿波踊りを思いながら、
本日の宿泊場所である、ホテル千秋閣を探す。

徳島市役所の隣という分かりやすい場所でありながら、 一方通行のややこしいところを走りながら、なんとかホテルへ。
ホテルの人に美味しい徳島ラーメンのお店を聞き、
チェックインそうそう、車椅子でそこに向かう。
もう5時近かったが、これが遅い昼食だったのだ。



 徳島ラーメン阿波屋

教えてもらったお店は、徒歩でも10分ほどの場所。
車椅子でもさほど遠くないと思ったが、途中橋を渡る。

今まで気づかなかったが、
橋とは中間が盛り上がっている湾曲しているものなのだ。
いわゆる中間までは上り坂となっている。
結構これがきつかったが、なんとか橋も渡って「阿波屋」に。

「阿波屋そば」はいわゆる豚骨しょうゆベースで、
今までの徳島ラーメンよりもよりサッパリした感じ、
最後にすだちを絞っていただくのがまたさっぱり感を増した。

もちろん無事スープは全部飲み干した。。。




 阿波おどり会館

四国に着いた初日、ここには来ているが、有名連の踊りが見たくて、
最終日であるこの日の夜、ここに来ることを決めていた。
時間通りに着けるようホテルからはタクシーで、
エレベーターで、阿波おどりホールの階にいくと、
もうそこは入場前のお客さんで一杯だった。
車椅子で障害者手帳を見せると、半額になったような気がするが、
それよりも係の方が、舞台の前の方に誘導してくれたのが嬉しかった。

いわゆる本物の阿波踊りを見るのは、これが初めて。
あと数分で下ろされている幕も上がる。
そして、ゑびす連の阿波踊りが始まった。ゑびす連さん、感動をありがとう。
その様子は後日、別ページにて作りたいと思う。。。




 徳島ラーメン可成家

阿波おどり会館を後にして、車椅子にて徳島駅に向かう。
本日最後のイベント、
もう一件の徳島ラーメンのお店に向かうのである。

阿波おどりホール ここもホテルの人が教えてくれたお店で、
夜9時を回っても開いているお店だった。
摩訶不思議なのだが、夕方5時過ぎにラーメンを食べ、
9時頃来たお店で、
ラーメンだけでなく餃子ライス+ビールまで食してしまった。

ラーメンそのものも後味サッパリ、美味しいラーメンだった。


 徳島夜景

この写真は、可成屋にいく前に橋の上で撮ったものだが、
ここも登りはきつかった。
川幅が広い事で、それを想像してもらえると嬉しい。
しかし、川面に映るネオンというかイルミは、美しい。
こういう夜景を旅の最後で見れるのも、幸せ感を感じる。

前後するが、上の可成屋を後にして、ホテルへ。
もう10時近かったが、ラーメンのお店を教えてくれた方も
心配してくれてたのかまだフロントにいて、
せっかくなので、記念撮影。

部屋に戻り四国最後の夜も無事、就寝することが出来た。





2007年一人旅にもどる

四国慕情の扉にもどる

メインページにもどる