98年開幕!今年こそ優勝だ!!
7年ぶりに本拠地「横浜球場」で開幕!!
横浜ベイスターズの監督に98年から権藤 博(ごんどうひろし)氏が就任した。
今まではピッチングコーチとして、各球団を渡り歩き、素晴らしいピッチャーを育て出来た名伯楽である。そのピッチングコーチとしてマウンドに駆け寄る存在感は、以前からかなりあったが、今シーズンは監督として、前面に出てくる。
この権藤という名前もさることながら、昨今のプロ野球界において、近年稀にみる、恐い顔の監督である。まさに任侠道のような顔つきである。
我がベイスターズはもとより、他球団の選手・コーチ、ひいては監督にまで睨みを利かせるだけの「凄み」があるのである。
私は、この人の存在をして、より横浜ベイスターズの優勝を確信するのである。
いよいよ、98年度ペナントレースも4月3日に開幕!
今年の開幕は、昨年のリーグ2位に伴い横浜球場にての開幕となる。開幕ダッシュはやはり、優勝への第一歩であるため、なんとしてでも頑張ってほしい。
対戦相手は、なんと阪神タイガース!
過去6年間、負け越ししてしまっているチームである。まさに、開幕戦というだけでなく、対阪神戦に関して今年のベイスターズのチーム力を占う大事な試合でもある。
ベイスターズファンにとって、開幕戦からシビれる試合が見られ、今年は例年にも増して、緊迫感がある。
開幕予想&序盤戦予想オーダー
打順 |
守備位置 |
選手名 |
1 |
ショート |
石井琢朗 |
2 |
サード |
進藤達哉 |
3 |
ライト |
鈴木尚典 |
4 |
セカンド |
ローズ |
5 |
レフト |
マラベ |
6 |
ファースト |
駒田徳広 |
7 |
センター |
佐伯貴弘 |
8 |
キャッチャー |
谷繁元信 |
9 |
ピッチャー |
三浦大輔 |
このような打順のオーダーを私なりにを組んでみた。
ピッチャーの欄に、三浦大輔と書いてあるが、もちろん開幕戦のピッチャーとして、私は予想している。
やはり、脱税で2ヶ月謹慎を余儀なくされた波留の穴は痛い。
当然2番センターで波留、という打順になれば、昨年同様、開幕から切れ目のない最強のマシンガン打線が組めるところなのであるが・・・。
しかし、そういう不利な状況であっても、2番にエンドランや、犠打を確実にこなす進藤を上げることで、攻撃の幅が広がり、穴のあいたセンターに、7番佐伯を置くことにより、下位打線の長打力も期待できる。このように組むことによって当然横浜マシンガン打線は、今年においてもセリーグ一の破壊力になる。
新外国人のマラベに関しては、やはり未知数であり、開幕してからの内容を見るしかない。しかし、永年日本でプレーしているローズの存在や、アドバイスは、必ずやプラスに働くであろう。
さらに、代打陣・控え選手として、畠山、井上、移籍組の岸川、中根、荒井等充実した陣容となるであろう。
3割打者をずらりと並べ、長打力を期待できる新戦力も加えた横浜打線は、今年も他球団ピッチャーの驚異の的となろう。
今年のピッチャー陣
役割 |
投げ手 |
選手名 |
先発 |
右投げ |
三浦大輔 |
先発 |
右投げ |
斉藤 隆 |
先発 |
右投げ |
川村丈夫 |
先発 |
右投げ |
戸叶 尚 |
先発 |
右投げ |
マホームズ |
先発 |
左投げ |
野村弘樹 |
中継ぎ |
左投げ |
関口伊織 |
中継ぎ |
左投げ |
阿波野秀幸 |
中継ぎ |
右投げ |
横山道哉 |
押さえ |
右投げ |
島田直也 |
押さえ |
右投げ |
佐々木主浩 |
さてピッチャー陣であるが、なんといっても横浜ベイスターズといえば、押さえの切り札、12球団随一の守護神「ハマの大魔神佐々木」である。
しかし今や押さえに限らず、他球団を圧倒する先発陣が育ってきた。
昨年10勝以上した三浦、川村、戸叶、野村の10勝カルテットに加え、マホームズ、さらには三振ダッシュ王の斉藤隆が帰ってくる。開幕当初から、この6枚の先発陣を並べ、谷間のない投手起用が出来る。
さて中継陣であるが、昨年先発でも数多く起用された、左の関口を軸に、巨人から元指導者権藤監督のもとに来た阿波野、さらには今年先発も期待される横山等が名前を連ねる。もちろん、昨年大事なところで力を発揮した河原、森中、西等の活躍も期待される。
最後に押さえであるが、佐々木はもちろんのこと、それから島田直也の存在も忘れてはならない。接戦の締めくくりには、ハマの大魔神の登場となるが、それまでの終盤の締めに島田は無くてはならない存在である。
だだ残念なのは、昨年大成長を遂げた福盛である。早く復活できるように心から祈る。
全般的に判断すると、確実に成長し、ほぼ完成されつつある先発陣ではあるが、今年も先発完投という試合より、継投策で佐々木につなぐという戦法が多くなると思う。
しかしそういう時こそが、ピッチャーについて知り尽くした、権藤監督の采配の冴えを目の当たりにする時であろう。
若さと勢いと、確実な押さえの、今年のベイスターズピッチャー陣の活躍も目が離せない事になるだろう!!
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