|
夕日に染まるエアーズロック
|
今でこそ、JTBやJALのオセアニア向けツアーパンフレットの表紙を飾るエアーズロックですが、私たちが行った91年当時はホテルが3軒とキャンプグランドがあるだけのひっそりしたところでした。ツアーバスが大挙してくるわけでもなく、キャンピングカーを引っ張ったオージーたちが、えんえん走ってたどり着くところでした。私たちも、メルボルンからアリススプリングスまでは空路、そこでレンタカーを借りてエアーズロックまで、赤く続く何もない道を走り続けました。そうして出逢うことができたエアーズロック、掛け値なしに感動物でした。
|
エアーズロック頂上
手にしているのが登頂記念帳
|
エアーズロックは登頂することが可能です。上の写真の右手前側の斜面から上ります。地上高は348Mとたいしたことは無いのですが、直登に近いうえ、風を遮る物もなく、要所に設置された鎖だけがたよりです。麓には命を落とした方々のプレートまでありました。
手に持っているのは登頂記念帳です。暗いうちににキャンプ場を出て、朝日を頂上で見る。大自然の営みを感じる最高のドラマです。背負ってきたぬるくなったビールで乾杯しました。
|
登頂ルートは鎖と
足下のペイントによって示されています
|
エアーズロック頂上部から見るマウントオルガ方面です。何もない大地に、ぽつんと佇むエアーズロックとマウントオルガ、原住民であるアボリジニーが神聖な場所として崇めているのも納得できます。私は、この大自然の大きさにむしろ一種の「畏敬の念」を感じずにはいられませんでした。
|
「次にサービスまで何キロで、
そこではこんなサービスがゲットできますよ!」
ということが、ひとめでわかる。
ミネラルウォーターで喉を潤しているのは、
同行の「真公」氏
|
大陸北部のダーウィンとアデレート手前のポートオーガスタを結ぶスチュアートハイウェイからエアーズロックへの分岐点エルダンダからアリススプリングスまでは、ナビ板のとおり198kmです。この間はロードサービスが何もありません。ひたすら走るのみなのです。
|
みんなが撮る記念写真、
でも誰もいないので恥ずかしくも何ともない
|
アリススプリングスからテナントクリークに向かう途中にある、デビルスマーブルスです。日本語訳では悪魔のおはじき、よく見る写真はここだと思うのですが、このあたり一帯によく似た岩がごろんごろんしています。恐竜の卵などといい加減なことをいうわけではなくて、ちゃんと地学的に説明した案内板も設置されています。
|
恥ずかしながら、この旅の感動を社内誌に寄稿しています。
自然の畏怖を感じた・・・
与えられるより自分からつかみとりたいから・・・
自分の好きな場所に好きなだけ居たいから・・・
などと、当時から書いていますね・・・
|
|
|
メインメニューヘ WWTメニューへ
|