ご質問:マウスピース矯正装置の作り方


お答え  

1)まず、歯型をとります。従来の印象材を使ってやる方法と、三次元スキャナーを使ってやる方法のふたつがありますが、最終的にはデジタルデータにしてコンピュータに入力します。

2)次に、理想の位置に歯をならべます。 

叢生症例

(写真1)

治療前の状態

非抜歯

(写真2)

コンピューターできれいに並ぶように動かします。

 

歯科医師免許も歯科技工士の免許も持っていない人がこの作業をします。 三次元データにするのは中国に送るためでもあります。石膏模型の歯型を送っていたらコストがかかるもの。

3)そして、これを元にして、三次元プリンターでマウスピースを作成します。

※ デジタルデータを中国に送って、ほぼ自動的にマウスピースが作成されます。作成されたモノは医療材料ではなく雑貨として輸入されます。医療材料ですと税関でまずチェックを受けます。また、医療材料なら、厚労省のチェックが入りますが、ただの雑貨として申請すると税関チェックは甘く、厚労省のチェックはありません。 よって、何か問題があったとしても,厚労省は責任を取りません。←ここが抜け穴というか、注意点であります。

 以上の点を十分理解してください。

※歯のならぶ位置がどのようにして決まっているのか?については、こちら→確認する 中国人の無資格者がテキトーに作ったマウスピースが患者さんお口の中に入るわけね。


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