ご質問:マウスピース矯正で治るの?
お答え
結論から言って、
1)しっかり診断してマルチブラケット法で治療した後、リテーナー(後戻り防止装置)をサボって、ちょっと後戻りした症例。(マウスピース矯正の始まりをご参照ください。)
2)下顎前歯の軽度の叢生:ただし、前歯の隣接面を少し削る必要があります。
3)大臼歯の噛み合わせがしっかりしている(AngleT級)の状態で、上下顎前突(Bi-Maxillary Protrusin) になっても良いと患者さんが十分に納得している場合。
以上。
それ以外は、無理だね。
無理な症例
1)骨格性の要素が強いもの。
2)歯の大きさと顎の大きさのアンバランスが大きなもの。
3)舌癖など歯科矯正治療以前に問題があるもの(前歯部開咬、反対咬合、出っ歯など)=歯をならべただけでは100%後戻りする。)
4)根性の無い人(マウスピース矯正だって、歯が動く時は痛いですよ。)
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