上顎前突の歯科矯正治療

症例2:上顎前歯が思いっきり出ている症例

 上顎前歯の唇側傾斜、下顎前歯の舌側傾斜があります。おそらく、下口唇がはまりこんでいます。(そうやって安定しているはず) 歯は大きめです。余計出っ歯に見えるはずです。

上下前歯の水平的なズレ(距離)は、8.2o。臼歯部のかみ合わせは合ってます。
第2期治療:上下左右の第一小臼歯を抜歯して、マルチブラケット法開始。

保定観察終了時。

横顔の変化。(右端のスーパーインポーズをよく見るるとわかりますが、鼻の高さの成長量はほとんどありません。日本人の鼻の成長は欧米人とは違い、良くないのです。)

上舌唇の部分がモコッとした感じです。

引き締まった顔つきになりました。

鼻下点で重ね合わせてみました。

 抜歯をするのはもったいないと思いますが、顔の変化は大きいと思います。非抜歯矯正では、ありえない変化量です。

 Tweed先生も書いてますが、「美しさ」というのは歯科矯正治療の目標のひとつです。


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