ぎいちの戯言 その2:学校歯科健診


 暗い部屋で十分な照明もなく、食べかすと唾液まみれの口の中をのぞきこみ、一人あたり60秒程度の時間しかない状態ては、正直、完全な診断は不可能です。「疑わしきはチェック。」という姿勢です。放っておいたらとんでもないことになりますからね。

 ですから、治療勧告の用紙を持って、「虫歯があると言われたんですけど...。」という場合でも、必ずしも虫歯があるわけではありません。また、虫歯無しと言われても、見落としがある可能性もあります。

 もっとゆっくり健診できると良いのですが、学校側は授業をつぶしてやるわけですから、「なるべく短時間で終わらせて欲しい。」というプレッシャーをかけてきます。

 不正咬合については、拙ページ(なぜ成長期に治療するのか)などをご参照ください。考え方としては、成長期でないと治らないものがあるということです。治療を受ける受けないはご自由です。ただ、治し方を知って、それを選択する機会を持ってください。

 不正咬合の中には、噛むことができないというものがあります。また、口は発音に大きく関わりますが、正常な発音ができない不正咬合もあります。虫歯の痛い痛くないの話とは別の問題があるわけです。


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