これが重要ですが、PC−9821でも「末尾が”/W**”」(俗に言うW型番)&「V
***」(P55C(MMX)搭載モデル,自分では検証未)以外は特殊なゲタ(生産
中止)が無いと、K6への換装は出来ません。ご注意を!
(詳細は、リンク先の「どるこむ」過去ログ中に沢山有ります。(^^;))
Part2 内容(目次)
ライトアロケート機能のON K6.sys VerUp情報
K6への換装自身は、かなりの性能Upになるが、問題が無い訳でもない。
下記の2点の問題は、頭に入れておいてほしい。
「Help」+「リセット」,「Help」+PowerONにて設定画面が出ない
「Help」+「Enter」を押しながらPowerONにて設定画面が出ます。
#「うり通」で情報を掲載し、また本WebPageへの掲載を許可してくれたORCHISさんに
感謝いたします。(m(_)m)
起動logo表示時の”保護エラー”が出て、起動出来ない
問題点は、起動logoのアニメーションに有るみたいです。
Win98では、対策されているとの情報も有り、しばらくの我慢かもしれません。
とりあえず、回避方法は下記に示しておきますが、完全では無い&PCの個体
差が有るみたいですので、解る範囲で簡単に書いておきます。
(正直に言えば、「MSDOS.sys」を書き換えるしか解らない・・・・)
実際、これをやっても、10回に1回程度は、保護違反が出て、起動をやり直しま
す。(最近、出なくなったなあ・・・・)
Win98ではOKとも聞きます。
アニメーションをしないlogoに換える。
「窓の手」(フリーソフト)を使い、「ブート関連」の「アニメーションロゴを表
示」をチェックをはずす。
「MSDOS.sys」を書き換えて、logoを出ない様にする。
1.「MSDOS.sys」のプロパテイを開き、「読みとり専用」,「隠しファ
イル」のチェックをはずします。
2.メモ帳等にドラッグ&ドロップして、”logo=0”を書き込みます。
;SYS
[Paths]
WinDir=A:\WINDOWS
WinBootDir=A:\WINDOWS
HostWinBootDrv=A
[Options]
logo=0
BootMulti=0
BootGUI=1
3.編集した「MSDOS.sys」を上書き保存をし、プロハテイの属性を
元に戻します。
4.再起動してlogoが出ないことを確認します。
※「MSDOS.sys」の編集は、ミスをすると、Win95が立ちあが
らなくなります。重要なDATA等は、バックアップしておいてくだ
さい。
K6自身は、互換性を重視されて設計されているだけ有って、Win95上では不具合
の発生は経験していません。(唯一、起動logo表示時の”保護エラー”のみ)
IBM,COMPAQが採用していることからもOKだと思っています。
ただし、P54C,P55Cと比較して、起動時のタイミングに違いが有るみたいで、BI
OSの対応度に左右されるみたいです。
これは、PC−98だけでは無く、AT互換機メーカー製,自作AT機のM/Bにもいえ、
”動作しない・・・”は良く聞きます。注意をしてください。
(AT互換機では、BIOSの更新で出来る可能性が有りますが・・・)
PC−98では、W型番以降のPCでは、CORE電圧,倍率設定に注意すれば、多く
の”動作OK”例が報告されています。
ただし、大多数のPC−98ユーザー(MateのC型番,K型番や、バリュースターの
”V**”型番)の人は、メルコMTCブランド製:MTSA−M1T&I/Oデータ製:PK
−686P125のゲタの部分が、この機能を持っており、必ず必要となりますが、残念
ながら、両方とも生産中止になっております。
もちろん、方法が無い訳では無く、P55C実装を含めて、メルコ,I/Oデータ等のサ
ードパーティから、CPUアクセラレータが出ていますので、それをお勧めします。
ちょっと値段が高いですが、「CPU+ゲタ(CORE電圧可変&高倍率設定)+CPU
クーラー+ユーティリティ+保証」を考えれば、決して高い買い物とは思えません。
K6には、ライトアロケ−ト機能を持っています。
詳しくは、「Under Ground ADD−in」のハードページのCPUにて説明されている
ので、ここでは省きます。
簡単に言えば、P55Cに採用されている一次キャッシュメモリーの書き込みの仕方:
「ライトバック方式」の発展させたもので、「ライトバック方式」の効率の悪い部分を改良
をし、少しでも速度向上を目指したものです。
ただし、この機能を有効にするには、BIOSの対応が必要なため、古いBIOSでは対
応(インテル製のCPUしか使わないPC−98では当然×)しておらず、下記のバッチを
あてないと機能が有効になりません。
(もしかして、最新のM/Bでも対応して無いかも・・・・)
MSR設定ユーティリティ
K6.sys K6013.LZH Ver 0.13β 6KB 1998/06/01
config.sysに書き込むタイプ。MS−DOSでも機能がONになるかも?(確認未)
最初から機能がONになるため、起動時にも有効。ただし、WinNTでは使用不可。
Ver 0.11からモデル7に対応。(Ver 0.10では、モデル7では使用出来ない。)
また、Ver 0.13では、バグの修正とK6−2(モデル8),K6−3(モデル9)に対
応済みだそうです。
説明書が日本語なのが、すごく嬉しい!(笑)
AMDMSR.exe MSR.zip Ver不明 118,882 05/01/98 11:37午後
MS−DOSのバッチファイルを製作して、スタートアップに組み込むタイプ。
WinNTでも使用出来るとのこと。しかし、モデル7に対応して無い。
Xvとーさんが作られた「AMDMSR.exe」をモデル7以降に対応させるバッチソフト。
「AMDMSR用バッチ」のところに有ります。出来れば、使用感&感謝のことばを、「気
軽に掲示板」に書き込んだり、メールを送ってやってください。