FT8運用までの技術講習会 カリキュラム
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第二回 FT8運用講習会
開催日時 9月12日(日曜日) 13時30分〜17時00分
場所 オンライン
<当日の参加者の事前確認のアンケート次第で時間割を変更します>
<当日は画面共有の方法で、FT8の講習会を開催します>
※ 当面追記修正を繰り返しています。
同じファイル名なので念のためこのカリキュラムとPDFを表示させたらブラウザの左上の
右回りのマークをクリックしリロードしてください。

============== 主目的 ================
1.参加者のFT8進捗状況アンケート(JJ1EJX 丸山さん)
2.リグ接続のトラブルシューティング
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ここからは無線機と接続しますが、接続前に次の手順で進めます
1)無線機とPCは接続しない
2)各メーカのUSBドライバーを無線機と接続するPCにインストールする
3)無線機とPCをUSBケーブルで接続する
4)USBドライバーのインストール結果をデバイスマネージャーで確認する
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各社のリグとのUSB接続設定方法
ICOM
@USBドライバーのインストールはここをクリック
AUSBドイバーの説明はここをクリック
KENWOOD
@USBドライバーのインストールと無線機との接続はここをクリック
※リンク先には、TS-990,TS-890,TS-590の設定も載っています
YAESU
@USBドライバーのインストールはここをクリック
リグとの接続(IC-7300,FT-991)
IC-7300,IC-9700,IC-705
IC-7300(未アップデートの方)ICOM FB NEWSの情報はここをクリック
IC-9700(未アップデートの方)外部ブログ(JA4JOEさん)はここをクリック
FT-991A,FT-991 (7K1IIIさん作成)
FT-897D(7L1RLLさんの外部ホームページ)
トラブル対応
@割と起きるのが、周波数によって、出力によって、アンテナの方向によって
送信始めると回り込むという現象。対応方法はここをクリック
A.WAVファイル増加でHDDの容量圧迫を防ぐ方法はここをクリック(JA4BUAさんのホームページ)
3.各種ソフトのダウンロード、インストール、設定(HAMLOGとJTLinkerの連携)
@HAMLOGのインストール方法はここをクリック
HAMLOG設定方法(JTDX+JTLinker経由でLOG登録ならCAT設定は必ず外す事)はここをクリック
AJTLinkerのインストール方法はここをクリック
JTLinkerの設定方法はここをクリック
※JTDXの補助ソフトで、JTDXでQSOを終えてログに書き込むときに、そのデータを
JTLinker経由でHAMLOGに自動でインプットできます。
JTLinkerに必須のFramework3.5の設定方法はここをクリック
4.各種ソフトのダウンロード、インストール、設定(JTAlert)
JTAlertのインストール方法はここをクリック
※JTDXの補助ソフトで、デコードした局の情報が分かります。
初めてQSOする局か?過去にQSO済の局か?初めてのZONE,DXCCなど。
LoTW , e-QSL に加入しているか?が一目で判別つきます。
JTAlertの設定方法はここをクリック ver 2.50.5
※JTAlertの詳細説明をされてるブログ(JA4JOEさん)はここをクリック
JTAlert環境ファイル作成画面(QSO済のチッェクに必須)はここをクリック
※作成した環境ファイルの正規化方法を説明しているブログと使用するソフト
のインストールと設定方法はここをクリック(JA4JOEさん)
各種ログ等の所在はここをクリック
5.交信テクニック、交信のための操作、ルーティン、交信マナー
(NG事項、常識)、各モードでの使用周波数一覧表 ここをクリック
JARLのBAND PLANはここをクリック
実際の運用までの手順
@無線機を立ち上げる
・リグ側はフルパワーで、JTDXのPWRをまずは最小に設定し徐々に出力を上げて
ALCメータが振れない範囲で管理すると良い。
リグでモニターできる人はONにして、自分の音質を聞く。
正常ならピーという連続音ですが、濁った音がするなら回り込みや過変調の疑い。
・ノイズブランカー、プリアンプ、コンプレッサーはOFF ATTは必要に応じて使う。
・AGCはFASTが良さそう(人の好みによって違う) OFFにするとRFゲイン調整が必要で面倒。
・出力についてはリグよっては200Wも平気ですが、念のため定格の半分〜試してみる。
これはリグもそうですが、アンテナも考慮してください。コイルが溶けるかも。
A時計を校正するソフトBktTimeSyncを立ち上げる
BHAMLOGを立ち上げる(CAT設定は必ず外す事)
CJTALertを立ち上げ、JTDX,JTLinkerも自動で立ち上げる
もしJTALertをインストールしてない時は
JTDXとJTLinkerを個々に立ち上げる
※JTDXを立ち上げる(オーディオ設定がUSB CODEC になっているのを確認する)
何らかの理由でJTDXを立ち上げたままリグの電源を切ると設定が変わります。
交信テクニック
@自分の音をモニターして異常が無いことを確認する
A一つの目安としてALCがほぼ触れない範囲で出力を調整する
B事前に空き周波数に送信マーカーを置く
C目的の交信相手の選定方法は左の受信画面の右側の局が選定できます
Dバンドを切り替える前に必ずモニターを切る
E自分でCQ出すときは1QSOを白にしとく(CQは連続3回程度で一度止める)
※1QSOを白にしとくとQSO終了後、自動でCQを継続します
※自分の送信周波数に他の局がかぶせて送信している時が多々ある
F3.573,7.074にてCQを出す場合、JAから呼ばれてそのままQSO完了すると
違法になります。
このバンドでは CQ DXとするとJAから呼ばれてもJTDXは応答しないようです。
設定方法はここをクリック
交信のための操作
@AutoTX(緑ON),Tx/Rxスプリット(緑ON),モニター、バイパス、1QSO、AnsB4(緑ON)
ATX00/30かTX15/45を選ぶ(自分の送信のタイミング CQ出すときは自分で選ぶ)
BDXペディションモード F/H の設定と運用方法
1)DX局から指定された周波数に設定する 例 18.095MHz
2)F/Hに設定する方法はここをクリック
ルーティーン
@CQ呼び出しの相手に応答しQSOを始める
1)受信画面に表示されたCQ局をダブルクリックで選定する→コールは右の画面にコピー
受信画面に表示された特定の局とQSOする場合、表示された2局の右側の局を選べる
2)RR73又は73まで進んだら1局のQSO毎に必ず ログに記録(ボタン) を押すか
ポップアップした画面のOKを押してJTLinker経由でHAMLOGに記載する
A自分でCQを始める
1)一度に出すCQの回数は3回程度にして、自分の送信周波数にだれかが被せてないか確認する
2)自分のCQに応答した局の自動QSO開始(AutoSeq1など)
3)RR73又は73まで進んだら1局のQSO毎に必ず ログに記録(ボタン) を押すか
ポップアップした画面のOKを押してJTLinker経由でHAMLOGに記載する
交信マナー
1)ワイドグラフ(ウォーターフォール)を必ず確認して空いてる場所に送信マーカーを置いて送信
2)相手を呼ぶ場合はまずはスプリットで。どうしてもCQを続けてるようならオンフレで呼ぶ
※相手のリグの設定が不十分だと狭い範囲しか受信できていない
※オンフレで複数が同時に呼ぶとデコードがとてもしずらい(普通はスプリットで呼ぶ)
6.FT8運用中の画面構成(参考) ここをクリック
7.さらに一歩進んだ交信、移動運用、オリジナルメッセージの送信方法など
@特定の局を呼び出す方法はここをクリック
Aオリジナルフリーメッセージの送信方法はここをクリック
◎随所にQ&Aを挟みながらの講習進行をさせていただきます。
以上
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