越後線のC56



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越後線関屋駅を発車するC56133

1967.12    Photo by    K. Watanabe



国鉄が無煙化を押し進める中で、1967年(昭和42年)当時、新潟鉄道管理局管内には、まだ多くの蒸気機関車が元気に働いていました。まだ貨物輸送にしめる鉄道の割合も高かったので、ほとんどのローカル線には貨物列車のスジがあり、そこが蒸気機関車の活躍の場になっていました。越後線、弥彦線の貨物列車は、東新潟機関区のC56が担当していました。近くには、D51がゴロゴロしていたのですが、線路規格の関係で新潟からは関屋駅までしか入れなかったのです。
当時はすでにC56の定期旅客列車はありませんでしたが、越後線沿線の小学校の修学旅行臨時列車はSLが引きました。(残念ながら写真はありません。)C56引退後は貨物列車が廃止されるまでDE10の姿が見られました。
今はDLの姿すらみることもなく、電車が軽快に走り抜けて行きます。C56が走っていたことなど、覚えている人もまれでしょう。

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