子育てのつれづれその6


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  ・最後のサンタクロース

   毎年クリスマスには、さんざん頭を悩まします。なぜかってウチにはサンタクロースが来るから。
   まずプレゼントは何にするかに始まって、買ったら巧妙に隠す。イブの夜には子供が寝静まってか
   ら、まず出来るだけ、商標・保証書・箱まで浮き世に関係ありそうなものは取る。電池は入れちゃう
   し、後で貼るようになってるシールは貼っちゃう。ラッピングはなるべくその辺で売ってないような
   ものを使って、豪勢に。ここまでやって、枕元に。プレゼントに入れるサンタからのお手紙や、こども
   が書いた手紙の返事は英語で書く(これが大変なんだけどね〜)。親は絶対に知らぬ振りをする。

   それで、上の子が初めて「サンタクロースってホントはパパとママなんでしょう?」と聞いてきたのは
   2年生の時。1年目は「違うよほんとにいるんだよ」で納得。3年生になったときは「信じなくなると
   とたんに来なくなるらしいよ。そう言う子は仕方ないから親が買うんだと思うよ」と言ったら「・・・・」
   でも”万が一ママの言うことが本当だったら損する”と思ったのか無理矢理信じたみたい(笑)。
   それで今年。どう思っているのか何も言わない息子。サンタに手紙も書いてました。

   もう限界かな〜と思ったんだけど、”ホントはパパとママだったんだよ”と言うのも味気なかったので
   サンタは長い手紙を書くことに。何日も悪戦苦闘して出来た手紙は・・・・・。
   「これが君への最後のプレゼントです。私がプレゼントを持ってくるのは10才まで。
    来年からは両親に買ってもらって下さい。これからもいい子でいるように。
    いつかまた会えるかもしれません。さようなら。」   って内容(もちろん英文)。
   息子は「最後」にショックを受けたよう・・・・。でもなんだか納得してました。

   下のは4才。あと6年同じように上の子にも知らせずに頑張りたいと思ってます。
   親の自己満足と言えばそれまでなんだけどね。でも今年、下の子は朝プレゼントを発見した瞬間
   上に向かって「サンタさん〜、ありがとう〜。くにくんいいこだったもんね〜。ありがとう。」と叫んで
   いて、そう言う気持ちって大切にしたいから、うまく卒業できるまでって思ってます。
    


  ・出たがり・やりたがり

   これはうちの上の息子。世間では「最近の小学生は忙しくてかわいそう」と言ってたりするけど、
   親がやらせてる場合ばっかりじゃないこともある。うちの息子は自分で自分を忙しくしてるもの。
   逆に「やめなさい」と止めることも多い。普段は学校の金管バンドでアルトホルンを練習。これが週
   2回〜3回。スイミング1回。塾が2回。全部自分でやりたいこと。この上「サッカーやりたい」と言う
   のでさすがに止めました(^^;;)。金管バンドだけでも、夏に市のパレード。運動会。今度12月6日
   が市の発表会でそのたびに土曜日なんかお弁当持ちで特別練習。スイミングスクール主催の、
   スキー教室もキャンプも泣いて行きたがる(結構お高いのよ*涙)。その他私の母との登山もあるし
   市の相撲大会が春秋と2回、これは1年生から。今回マラソンにも出られる学年になったと思ったら
   さっさとエントリー。10分でも時間があいてれば、うちを飛び出して行く。木曜日なんか時間短縮の
   為にスイミングのバッグを背負ったまま遊んでるらしい(見たくない〜)。子供会のポスター書きにも
   立候補してくる。ほんとに目が回る〜〜。でもね、人より全部出来るって訳じゃないんです。今日の
   市民マラソンも、自信満々で行ったけど順位は中くらい。でもそういうのもそんなに悔しい訳じゃなさ
   そうで。「う〜ん今日はいい汗かいたよ〜。」なんて(オヤジっぽいけど)すごく満足げ。あの競技場
   で、ゼッケンつけてシューズにRCチップつけて走ったのがよっぽど嬉しかったみたい。
   どうやら彼にとっては「参加する」「やってみる」ことに最大の意義があるらしい。というよりイベントに
   「参加せずにはいられない」の方が正しいか(^^;;)・・・・。そのたびに親は、やれ送り迎えだ、弁当
   だと休みの日だっていうのにつき合わされる。そういう子を熱心にビデオに撮ったりしてる方もいる
   けどうちは2人とも「なんで1人で行けないのに申し込んでくるのよぉ〜。」っていう鬼のような親。
   そんな中で平気でまた何かを申し込んでくる息子・・・・・。
   でも友達に言わせると、「私を見てると目が回る」んだそう。う。やっぱり子は親に似る・・・・(?)。
      


  ・息子のお願い事

   下の子は保育園でよくお散歩に出かけてます。結構歩くみたい。で、先日は神社のある公園に
   お散歩に行って、子供同士でじゃらじゃらをならして、お願いのまねごとをしたんだそうです。
   担任の保母がウチの子に「何をお願いしたのかな??」と聞いたら、「泣き虫になりませんように」
   といったらしく、すごく現実的なお願いだなと思った、と連絡ノートに書いてありました。
   きっといつも私が「そんなことくらいで泣かないのっ。泣き虫なんだから〜。」と言うからだと思うんで
   す(^^;;;;)。なんかすごく反省。結構気にしてたのかなぁ??ごめんね。もう言わないからね。
  


  ・ノドが痛い・・・・

   どうしてかって、それはコドモをどなるから(^^;;;;)。だってーー、すごいんですよ〜2人とも。
   休みの日なんか特にそうで、ほんとにノドにポリープでも出来るんじゃないかと思ってしまうほど。
   あれもしない、これもしない、これはやりたい、どんどん散らかってゆく部屋・・・・、片づけたくない。
   静かにしてると思ったら、絨毯に折り紙をノリで貼ってる!、ドアに落書きをしてる!・・・・・。
   まぁそれはなんとかいいんだけど、兄弟ゲンカ・・・・・。さわった、取ったぁ、バカにしたぁっ、ぶつか
   った、争いの種は数限りなく。下の子が思い通りにならないと「きゃぁぁぁっ」。また上のも分かって
   てあおるあおる・・・・・。下のには「そんなことくらいで泣かないでっ」、上のには「少しは引いてあげ
   なさいっ」。6才も違うのにお互いに絶対に引かない。上のなんてもう興味のないオモチャまで、
   わざわざ人が持ってると手を出して・・・・・・。うるさくて電話もできないのよ〜。電話の相手に、
   「ちょっと待っててね」(保留にして)「うるさいっ、聞こえないからド静かにしてっ」を繰り返していたら
   同情されてしまって、「またにするわ」となってしまう(^^;;;;)。どっちかいないと静かで楽。2人が
   そろうとほんとに5分に1回くらいそれ。最後にキレた私は「くっつくなぁーーっ、離れてなさいっ」と
   2人を引き剥がすのでした。でもお互いにいないと寂しいようで、これが兄弟??