『アルマゲドン』のここが“がっかり”
無事に生還した恋人A.J.(ベン・アフレック)を笑顔で迎えるグレース(リブ・タイラー)。
おいおい、全人類のために犠牲になった父親ハリー(ブルース・ウイリス)のことはもういいのかい?
A.J.も A.J.だよね。ハリーは君の身代わりになったんじゃなかったっけ?
なんだか、もうハリーのことは過去の出来事のように喜びを分かち合うふたり。何故・・・??
私は全人類が喜びに浸っているラストシーンで、せめて君らふたりだけでも悲しみに浸っていて欲しかった。
そしたら多少の腑に落ちない点はエンターテイメントの範囲内として大目に見た上で、
パーフェクトと言ってやっても良かったのにねぇ。
それとも“これぞアメリカ映画!”というような作品に、そういうものを求める私が間違っているのだろうか。
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