タキシード [DVD] タキシード (製作年度: 2002年)
レビュー日:2009.12.12
更新日:
評価:★★
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解説(Yahoo映画より):
その運転の腕前を買われて大富豪デヴリンのお抱え運転手にスカウトされた元タクシー運転手のジミー・トン。デヴリンからは彼のタキシードに絶対触らないようきつく言い渡されていた。ところがある日、ジミーが運転する車が何者かに襲われデヴリンは重傷を負ってしまう。主のいなくなった隙に、ジミーは好奇心からそのタキシードを着てしまい、それが特殊機能を有したスーパー・タキシードであることを知る。実はデヴリンは秘密機関の諜報員で、間もなくジミーは怪我した彼の代わりに、新人諜報員デルとともに危険な秘密任務にかり出されるハメになってしまう…。


モッタイナイなぁ。

ゴメン、今まで見たジャッキー映画の中では一番つまんなかったです。
ニューヨークのしがないタクシードライバー、ジミー・トン。「中国人なら誰でもブルース・リーってわけじゃない」と言い切るもうダサダサの一般人設定(爆)。唯一の取り得は暴走ドライビングテクニックで、そこを見込まれてとあるシークレット・エージェントのお抱え運転手に雇われたのだが、ある日ふたりで車に乗っているところを襲撃され、エージェントは大怪我で入院。雇い主に「触るな」と戒められていたタキシードについ手を出してしまったジミーは、それがとんでもない特殊能力を持ったスーツだということを知って……

うーん、そこそこ面白くなりそうな素材を揃えてなおかつハリウッドでも、こんなつまんない作品ができちゃうこともあるんだねぇ。部分部分では面白い絵があるのに……それとやっぱ「昆虫系」はダメだぁ(笑)。

はじめは状況に振り回されて右往左往してるだけのジミーが、だんだん自力でなんとかしようと頑張り始めるところがちょっといい感じ。ジェームズ・ブラウン(「ゲロッパ」のおじさん)の代役で歌って踊っちゃうところはなかなかスゴイ。しまいには短縮形のジミー・トンじゃなくってジェームズ・トンと名乗り始めるんですよね。あんたは007か(笑)。

でも、一番面白かったのが最後のNGシーンってのはなぁ……orz


【ここが美味しい名シーン】

この映画で一番美味しいシーンはなんと、DVDの「カット場面」に入ってたジャッキーとジェームズ・ブラウンとの共演シーン!
こんなモッタイナイことするな〜っ!!


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