キス・オブ・ザ・ドラゴン [DVD] キス・オブ・ザ・ドラゴン (製作年度: 2001年)
レビュー日:2010.2.8
更新日:2010.2.27
評価:★★★★
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解説(Yahoo映画より):
リュック・ベッソンが「ロミオ・マスト・ダイ」のジェット・リー主演で製作したアクション。麻薬捜査のため中国からパリにやってきた捜査官リュウ。地元パリ警察のリチャード警部とともにフランス―中国間で麻薬密売を行う中国人ギャング、ソングの逮捕に向かうが、闇で麻薬密売の独占を狙うリチャード警部によって、ソング殺害の犯人に仕立て上げられてしまう。逃亡するリュウは途中で娼婦ジェシカと出会うのだが、彼女もまた、リチャードに騙された一人だった……。


カワイイけど怖いよぉ……

ジェット・リーもカワイイなぁ(笑)。10年前でしょ、このときいくつ? しっかりアラフォーだよ。
でも少なくともこの映画のように西洋人のガタイのいい男達に囲まれると、小柄なせいもあって少年のように見える時もある。
(アラフォーのジャッキーは立派にオジサンになってたけどねぇ)

ジェット・リー扮するリュウ捜査官、いつもはほんっとにクールでストイックなんだけど、ヒロインの娼婦ジェシカに対するどこか無器用で女性慣れしてない感じとか、彼女が追っ手に撃たれて怪我した時、病院まで抱えて走り、「誰か助けてくれ〜!」と叫ぶ時に垣間見せる隠れた情の篤さが、すごくまっすぐな感じでいい。

それだけにアクションシーンで戦闘スイッチ入るとホントに怖えぇ。ジャッキー怒らせてもぶちのめされるくらいで済むけど、ジェット・リー怒らせたら確実に殺されるな(爆)。
ジャッキーは「身の回りのものなんでも武器になる」と言う感じだけど、ジェット・リーは「身の回りのものなんでも凶器になる」という感じよね。特にお箸の使い方が……怖い(汗)。

うーん、やっぱり、もし「黒龍とお茶を (ハヤカワ文庫FT)」を映画化するとしたら、メイランド・ロング氏はやっぱりジェット・リーだな、と思う。普段は紳士的で物静か、でも怒りで本性が出ちゃうと片手で人の首へし折るくらいのことはやりかねない、というところなんか似てるぞ。実際ご本人も「ハムナプトラ3」で龍に変身経験はあるんだし(爆)。


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