サイクロンZ (製作年度: 1988年)
レビュー日:2010.3.7
更新日:
評価:★★★
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解説(Yahoo映画より):
工場排水による漁場汚染で訴訟されている悪徳企業から弁護を依頼されたJ・チェンは仕事屋S・H・キンポーを使って原告側のリーダーに接触を図るが……。チェン、キンポー、ピョウのいつもながらのトリオが見せるアクションは好調だが、一番の魅力は文字通り“戦う弁護士”という主人公のキャラクター。
愛の康定情歌(笑)
結局最後までタイトルが意味不明でした(笑)。
まぁ「スパルタンX」からの流れなんだろうけど……ほんとテキトーだよなぁ。
例によってストーリーはテキトーで、ラブコメ部分では笑わせーの、アクション部分では大暴れーのという展開。ジャッキーとサモハンにはちゃんと相手役いるのに、ユンピョウだけがかなりあんまりな扱われ方しているのがカワイソウ(爆)。
アクションシーンは、これもかなりスゴイです。わたし的には例によって見てて痛そうなので一度で充分、という感じですが。
はじめの頃に比べるとだいぶ耐性ついたとは思うけど、やっぱこういうの苦手。
それにしてもジャッキー弁護士、依頼人に対してとか女性に対してとか、いろんな面での節操のなさが目に余るぞ。
……まぁあそこまでいくと笑えるけど。
この映画、サモハンが監督してるだけあって、いちばん活躍してるのはジャッキーだけど、いちばん美味しいとこ持ってってるのはサモハンのような気が。
極私的にもいちばん面白かったのは、サモハンと養魚場のオーナー女性とのデートシーンで、サモハンが「康定情歌」を歌って踊ってプロポーズするところ。ちょっと広東なまり入ってるし(笑)。
その後で歌う歌詞が「康定情歌」にないなぁ、と思って調べたら、そっちはよく似た「草原情歌」でした。
映画では冒頭の「遥か向こうにきれいな娘がいる……」しか歌われないけど、「草原情歌」のその後の歌詞の意味、「すべての財産を投げ出して彼女について行きたい」とか「毎日彼女の笑顔を眺めていたい」など、このシーンでのサモハンの立場考えるとなかなか意味深。たぶんそこまで考えてこの歌ここに持ってきた気がする。
次は「康定情歌」覚えるかな(笑)。
