ホテル・ハイビスカス [DVD] ホテル・ハイビスカス (製作年度: 2002年)
レビュー日:2010.8.1
更新日:
評価:★★★
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解説(Yahoo映画より):
沖縄のとある場所に立つホテル・ハイビスカス。外見は古く、客室も一部屋しかない宿だが、このホテルを営む人たちはみな明るくやさしい個性的な顔ぶれ。三線とビリヤードが得意な父ちゃん、働き者で美人の母ちゃん、黒人とのハーフのケンジにぃにぃ、白人とのハーフのサチコねぇねぇ、そしていつもくわえタバコのおばぁ。小学3年生の美恵子はこんな“インタァナソナル”な家族に囲まれ楽しい毎日を過ごしていた。男の子以上に元気はつらつな美恵子は、今日も同じクラスの親友ガッパイとミンタマーを引き連れ、森の精霊キジムナー探しに繰り出した…。


沖縄元気印

劇場公開以来だから、見たのは8年ぶりかあ……
いくつものエピソードの積み重ねだから盛り上がりには欠けるし、ちょっとかったるい部分もあるけど、そういうところも含めて沖縄だなーという感じがします。
美恵子がテンション高くて元気すぎるんで、疲れてるときに見るのはシンドイかも(笑)。

みんなでご飯食べるときの雰囲気とか、美恵子が歩き回るコンクリートの路地(すーじ小)とか、ガジュマルの木とか、どこかヤマトとは異質の、「やっぱりアジア」という空気感がよく出てます。
クーラー効いた部屋で見ていてもあのまったりとした暑さがつたわってくるような……
美恵子が東村のパイン畑の手伝いに行っている父ちゃんをたずねてひとりでバスに乗っていくシーンなんて、あの長距離路線バス独特の雰囲気がめっちゃ懐かしかった。

でもこの映画見てると、かすかに遠くから聞こえてくる三線ってホントいいなぁ、と思いました。


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