センター・オブ・ジ・アース [DVD] センター・オブ・ジ・アース (製作年度: 2008年)
レビュー日:2010.10.25
更新日:
評価:★★★
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解説(Yahoo映画より):
ジュール・ヴェルヌ原作の冒険SF小説を、最新3D技術で実写化した冒険ファンタジー。『メン・イン・ブラック』の特撮の監修をしたエリック・ブレヴィグが、立体デジタル撮影装置を駆使して色鮮やかな地底世界を表現。主演は『ハムナプトラ』シリーズのブレンダン・フレイザー。浮かんでは消えるマグマの海、巨大キノコ、人食い植物などのスペクタクル映像が圧巻だ。


さあ、冒険に出かけよう

ジュール・ベルヌの「地底探検」に魅せられて探索に出かけたまま消息を絶った兄の行方を追って、甥を連れてアイスランドに向かった地質学者が山岳ガイドのヒロインと3人で繰り広げるアドベンチャー物。

これ、男の子だったら絶対ハマる。上映時には3Dだったんでしょ。それじゃなおさら……
ノリは思い切りディズニーのアトラクションだもんねぇ。あんな鉱山のトロッコ線路あるわきゃないし(笑)。
話の展開はお約束どおり。「来るぞ、来るぞ来るぞ……キターッ!」という感じ(笑)。ギャグの落ちにしてもなんにしても、ここまで予想通りに展開してくれるといっそ小気味いいほどです。

見るからに冒険家キャラのブレンダン・フレイザー(トレバー)が大学の先生で、冒険の真っ最中に「だから屋外調査は嫌いだ〜」なんて音をあげる場面は、それ、笑えってことだね(爆)、という感じだし、美人ガイド(ハンナ)を前にして叔父さんと甥っ子(ショーン)が微妙にはりあってるのもおかしい。おまけに冒険当初はこの男ふたりが足手まとい状態……

地底世界はかなりスケール大きくて、海はあるわ恐竜はいるわ底なしの深淵はあるわという状態なのに、どこか閉塞感が漂ってて、最後地上に脱出したときの青空はなんかほっとします。

個人的にツボだったのは、地底の海を横断中、襲ってくる人食いトビウオ(笑)の大群と戦ってる真っ最中に、ショーンの携帯電話がなぜか受信OKになって母親から電話がかかってきちゃう場面。ありえねーだろそれ、と思いつつも、でも携帯電話って確かにヘンなところでアンテナ立ったりするからなぁと妙に納得。ショーンは母親に、叔父さんと釣り旅行に出てるなんて答えてたけど、あそこは「バッティングセンターにいる」と答えたほうが面白かったかも。(理由は見ればわかるw)

全体としては、最後絶対助かるとわかっててもなんかハラハラドキドキ、まさしくアトラクション映画でした。


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