イップ・マン 序章 [DVD] イップ・マン 序章 (製作年度: 2008年)
レビュー日:2012.12.10
更新日:
評価:★★★
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解説(Yahoo映画より):
伝説の映画スター、ブルース・リーにとっての唯一の師匠として知られる中国武術“詠春拳”の達人、イップ・マン(葉問)の壮絶人生を、ドニー・イェン主演で映画化した本格カンフー・ムービー。その第1作。1930年代の中国広東省佛山。家族と共に平穏な日々を送る詠春拳の達人、イップ・マン。その実力と人格で人々の尊敬を集める一方、彼を倒して名を挙げようとする武術家たちも多く、心ならずも手合わせをしては、いずれも一ひねりにしてしまうのだった。ところが折しも日中戦争が勃発、佛山を占領した日本軍によって家屋を奪われ、窮乏を強いられる。やがて空手の名手でもある日本軍将校・三浦がイップ・マンの実力に目を付け、日本兵たちに中国武術を教えるよう迫るのだが…。


やっぱり日本人は嫌われる……なぁ

順番的にはこっちを先に見るべきだったんだろうけど、やはりこっちのほうが内容的に重たいので後回しに。
「葉問」を見たときに、貧乏暮らしにもかかわらずどことなく上品な立ち居振る舞いや長袍姿に、なんだか育ちのよさを感じたのだけど、冒頭の暮らしぶりにああやっぱりイイとこの人だったのね、と納得。

戦争のおかげで貧乏暮らしに転落、ある意味おぼっちゃまだったイップ・マンが生活のため額に汗して働くことに。でもそのおかげで家族との絆が深まる描写は秀逸でした。

こちらは時代的に日中戦争の頃で、思い切り日本人が悪役になっているだけに、なかなか見てて辛い部分もありました。内容的にはかなりフィクション入っているらしいし、イップ・マン一家の財産を没収したのも日本じゃなくて中国共産党だったらしいけど、この映画の内容が史実と信じちゃう人もいるんだろうなぁ。


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