王妃の紋章　(製作年度： 2006年)
レビュー日：2013.2.11
更新日：
評価：★★★
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解説（Yahoo映画より）：
『HERO』や『LOVERS』などのヒットメーカー、チャン・イーモウ監督による絢爛豪華（けんらん）な歴史大作。きらびやかな宮廷の裏に渦巻く陰謀と策略のドラマを華麗に描き出す。俳優陣も香港のトップスター、チョウ・ユンファ、『SAYURI』のコン・リー、『頭文字［イニシャル］D THE MOVIE』のジェイ・チョウらアジアを代表するスターたちが名を連ねる。細部にまでこだわった圧巻の映像美と怒とうのアクションシーンまで一瞬たりとも目が離せない。

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金ぴかドロドロ……

チャン・イーモウの豪華絢爛ドロドロ昼メロワールドでした（笑）。
いやー、中国が気合を入れて金と人を惜しげもなくつぎ込むと、こんな映画ができちゃうんだなー。そういう意味ではハリウッドといい勝負なのかもしれない。とにかく黄金の輝きと女性陣の胸元がまぶしくてハレーション起こしてるような映画でした。

チョウ・ユンファとコン・リーはあのゴージャスな雰囲気に負けてない存在感がすごいです。権力者の業のすさまじさというものを十分に描ききった感あり。
第二王子がなんかどこかで見た顔……と思ったらジェイ・チョウなのね。グリーン・ホーネットのカトーと同一人物だったとは（汗）。まぁ、それだけ演じ分けられるのはたいしたものです。

最後の戦闘シーンもＣＧ使っているとはいえすごかったけど、その後の死屍累々の状況をきれいに片付けて何事もなかったように重陽の宴のセッティングをしてしまう宮廷の人々の人海戦術もちょっと怖いものがありました。中国おそるべし。