ペンギン夫婦の作りかた [DVD] ペンギン夫婦の作りかた (製作年度: 2012年)
レビュー日:2014.6.10
更新日:
評価:★★★
Yahoo映画リンク
IMDBリンク


解説(Yahoo映画より):
爆発的なブームを呼んだ「食べるラー油」の元祖とされる「石垣島ラー油」を生み出した夫婦のきずなをつづるハートフル・ドラマ。入手するのに半年以上かかるほどの人気商品の生みの親、辺銀愛理さんの自伝本「ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし」を原案に、国際結婚カップルの帰化申請にまつわる一連の話や、ラー油の誕生秘話を描く。主演は『接吻』の小池栄子、その夫には台湾で人気の俳優ワン・チュアンイー。石垣島の食材を使ったおいしそうな料理の数々にほっこりする。


帰化って大変だ

なにしろリアルペンギン夫婦を知ってるだけに客観的な評価はできませんが……
石垣島の風景は懐かしかったし、料理はおいしそうだった。
「ペンギン食堂」で食べた水餃子美味しかったよなぁ……と懐かしく思い出しました。

小池栄子とワン・チュアンイーは実物のペンギン夫婦にはあまり似てない。もっとも知り合うよりずっと前の若いころの話だから、昔はもっと似てたのかもしれないけど。でも雰囲気は似てる気がしたし、なによりラブラブっぷりがほほえましい。夫婦っていいよな、と思わせてくれることは確か。

そんな夫婦でもやっぱりケンカはしちゃうわけで、旦那さんが言いたいことうまく日本語で言えなくて黙っちゃうところとか、逆に中国語でたまったうっぷんをぶちまけるところとか、ワン・チュアンイーが台湾の人だけにリアルな感じがよく出てたと思う。美味しいもの食べたときの「ハオチー」という叫びとか、もりもりごはん食べる姿とかもなんか可愛かった(笑)。

沖縄映画の常連、藤木さんとか吉田妙子さんとか平良進さんとかも安定の演技。帰化申請の途中でラー油作りを麻薬製造と怪しまれて工場に踏み込まれるシーンがあるんだけど、そこに出てきた捜査官が「ハルサーエイカー」の「ノーグ・ヘラー」でした(笑)。


INDEX