この画像はカッシーニ探査機から見た次の目的地を表現したものです。JPLのデヴィッド・シール(David Seal )氏が氏作成の「太陽系シミュレータ(Solor System Simulator)」を用いて作成したもので、数時間おきに更新されます。
なお、カッシーニの軌道上の位置など、ほかの画像は先頭ページの「Orbi-TV!」の電源を入れるとご覧になれます。
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★ カッシーニ計画は土星に探査機を送り込み、土星本体、衛星群、リング、磁気圏の調査を行う計画です。探査機の機体主部である軌道船(オービター)は、土星の周りを回りながら4年にわたって調査・観測を行います。また、土星最大かつ太陽系で唯一地球並みの大気を持つ衛星タイタンに探査体(プローブ)「ホイヘンス」を投下して地表の様子を撮影するほか、地形のレーダー地図作製も行います。
★ カッシーニ探査機は高さ6.8m、主アンテナ直径4mの巨大宇宙船です。重量は5.7tにもなりますが、その半分以上は燃料の重さです。カッシーニ・ホームページでは「2階建ての家ほどもある」とか「30人乗りスクールバスのサイズ」などと表現されています。
横についている陣笠みたいな部分が衛星タイタンに降下する「ホイヘンス・プローブ」です。こうしてみるとカッシーニ探査機ってお遍路さんみたいだなあ。
(アニメーション:カッシーニ計画ホームページより)
★ 探査機の名前になっているカッシーニは、17世紀後半に活躍したフランスの天文学者です。1675年に土星の環(リング)にすきま(カッシーニの間隙)があることを発見したほか、4個の衛星・・・テチス(Tethys)ディオーネ(Dione)レア(Rhea)イアペタス(Iapetus)を発見しました。
タイタンの大気に突入するプローブの名前になっているホイヘンスは、17世紀中頃に活躍したオランダの天文学者です。1610年にイタリアのガリレオが初めて観測した土星の奇妙な「付属物」がリングであることを、1655年に初めて確認しました。また、同じ1655年に衛星タイタン(Titan)を発見しています。
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