アルコンの今を追いました。
キハ56急行型気動車を種車に1985年に登場した国鉄初のリゾート列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」は、老朽化のため1994年に引退した後10年近く苗穂工場内に留置されていましたが、2002年にJR北海道が先頭車を競売にかけ、千歳市内の牧場主が落札しました。
客室内は子どもの宿泊施設などとして利用できるように改造されています。博物館であれば原型のまま保存ということになるのでしょうけど、積極的に活用しようとしているようです。
ちなみにアルコンには何度か乗車しましたが、特急列車としてではなくすべて初詣列車でした(笑)
運転台。
このテの展示列車のトイレは使えないことが多いのですが、なんと使えるように改造されていました。ちゃんとペダルで水を流す構造になっています。
折角なので記念に使ってきました^^;
トイレは無論、列車と同じ循環式などではなく、排水は車外で処理するようにパイプが取り付けられています。またFF式ストーブの給排気筒が側面に取り付けられています。
アルコンが展示してある竹田牧場の場内を石勝線が通ってます。追分方面行列車からは、駒里(信)通過後左側に見えると思われます。
なお、アルコンの見学は有料(要予約)となっています(詳しくは竹田牧場のHPを参照)。
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