{問題} 曽呂利新左衛門の功績をたたえ秀吉は何でもほしいものをやろうと言ったが新左衛門は辞退した。しかし 秀吉はどうしても何か受け取れと言うので、新左衛門は「今日は米1粒、明日は2粒、あさっては4粒、次の日は8粒・・・・・と前の日の2倍の米粒を次の日にというように81日間だけください。」といった。秀吉はたったそれだけでよいのか、さっそく家来に毎日運ばせようといった。いったい、新左衛門は81日間でどれだけの米を手にいれたか。



答えは下へ。


















{解答}
1日目1粒、2日目2粒、3日目22粒、4日目23粒、5日目24粒・・・・・・81日目280
だから合計の米粒数は
1+2+22+23+24+・・・・・+280
=281−1
=2417851639229258349412351
この単位は粒である。これでは大きすぎてどのくらいの量かわからない。見当のつく単位にかえてみよう。1合の米を数えたら約7500粒あった。1合は約150グラムだから1粒の重さは約0.02グラム。トンに直すと1粒は0.00000002トンこれをかけて米の総重量は約4835703278458516トン(約4800兆トン)20トン積みトラックで241785163922925台分(約240兆台)これでもまだどのくらいか想像できない。1年間の世界中での収穫量を12億トンとみておよそ400万年もかかる量なのである。秀吉といえどもこの褒美の約束は守れなっかたであろう
もともと秀吉の褒美の問題はお金で1文、2文、4文・・・と1年間ほしいというもので総計2365ー1文これは110桁の数でどのくらいか説明もできない。インドで出された問題は麦を1粒、2粒、4粒・・・・・将棋盤のますの数の81日間での総量? これを上の問題にしたのである。現代風には1円、2円、4円・・・・・で30日間がよさそうである。この総計は10億7374万1824円、大金持ちなら可能であろう。