第2回 頭文字Dツアー(平成11年6月6日)


安達太良SAに一人残ったぼく。おもむろに地図を取り出し開いた。
目的地は、群馬県の赤城山(爆笑)。

実はその夜、『頭文字Dツアー第2弾』として、赤城〜榛名〜碓氷の観光ドライブが企画されていたのだった。
参加者は、豹(CIVIC)、ichi、さる、J(S14)、Kei、ぼく(S13)の3台・6名。
あ〜りゅぅは来れなくて残念だったねー。

『第1弾』では、埼玉県内で集合してから日光いろは坂へ向かったのだが、今回は都合上、東北から直接向かうぼくだけが現地集合。
しかも、この時点では、あ〜りゅぅが参加できないことを知らず、集合時間は未定で、「集合場所が赤城」としか決まっていない。
ホントに会えるのかぁ〜!?

 
 
 
 
 
 
   




まずは、安達太良PAから赤城への最短距離を考えてみる。
どうやら、西那須野塩原ICで東北自動車道を降りて、矢板市からまっすぐ西に日光を通過するのが良さそうだ。
距離は…200kmちょいあるかな? う〜ん、そこまで行くだけで、充分ドライブじゃん…。

そして、集合時刻も曖昧に決まり始めた。
「都内某所で8時に集合して赤城へ向かう」
この程度だけど(笑)。

ま、11時には着く…かな?

しばらく安達太良PAでのんびりとして、5時過ぎに出発したのだけれど、それでもどうもぼくの方が断然早く着いてしまいそうだ。なので、予定より3つ前の矢吹ICで高速を降りることにした。のんびり下の道で行こうっと。

インター出口の標識を見ると、
『宇都宮 102km』

宇都宮よりも北に100kmの所にいるって事だよねー…。
………。
ちょっと早まったかも。

 
 
 
 
 
 
   




8時頃に日光の手前、今市市に着いた。軽くお腹も空いてきたので、コンビニに寄って一休み。
地図を広げて行き先を確認する。そういや、今ごろ豹たちが都内を出発してるはずだよなあ。やべ、やっぱぼくの方が断然早く着くよ…。

日光から赤城までの道は、二通りある。
比較的平坦な122号をまっすぐ行く方法と、第2いろは坂を登り中禅寺湖・男体山・白根山と、峠を抜ける方法。もちろんぼくは、122号を目指していた。峠越えは、距離にしても30kmほど遠回りなのだ。

日光市内に入ったところで、豹たちの現在位置を確認しようと電話をかけたら、なんと彼らは道を曲がり損ねて国道4号を北上しすぎたため、戻っているところだと言うじゃないか!! ええ〜、じゃあ、11時にも着くのはムリじゃないのかあ!!

仕方ないので、ぼく一人で峠越えをすることにした(爆)。

夜の9時ともなると、いろは坂にはそれっぽいクルマが集まり始めていた。そっか、今日は土曜日だっけ。
早そうなクルマが来たら、さっさと抜かさせて、のんびりといろは坂を登る。
そのまま、下りのいろは坂ではなくて中禅寺湖方面に向かったら、クルマが全くといっていいほど通らなくなった。

静かだ……。

 
 
 
 
 
 
   




日光湯元、金精峠、片品村、利根村と通っていったんだけど、その赤城山北側のふもとまでの60km余りの間、温泉街以外では車は5台ほどしか通りませんでした…。
まじで、『事故ったら救急車到着まで3時間』の領域だよね…。

でも、シカがいたよ♪ 2回も見ちゃった。
一回目は、林の中の道端で人影のようなモノが動いたから、まじでビックリしたけど。
2回目のはまだ子鹿だった。よく見たくて、速度を落としてゆっくり近付いたけど、やっぱりすぐ逃げちゃうねー。残念。

赤城山のふもとを迂回して国道17号にのり、関越自動車道の赤城ICの近くまで出た。
この辺で待つかなー。

時刻は10時半を回っていたが、未だ連絡はない。
それにどうやら、いわゆる「赤城峠」は山の南側から登るのかもしれない。
じゃ、とりあえずもう少し南下して、渋川伊香保ICの辺りまで迎えに出ようかな。

豹に電話をしてみると、ichiが出た。
ichi「今、17号にいるよ」
MAYON「もう赤城にいるんだけど、とりあえず伊香保の辺りまで出てどっかのコンビニで待ってるよ。近くまで来たら、電話して」
ichi「わかった」

分かりやすいコンビニにしようと思い、渋川伊香保ICから北に向かって最初のコンビニで待つことにした。そこで、しばらく南下してからUターン。
丁度良いところに、駐車場の広いミニストップを発見した。ここでイイや♪

待ち合わせ場所を知らせるために、再びichiに電話。
MAYON「渋川伊香保ICをすぎた最初のコンビニで待ってるから。ミニストップね。
ところで、今どこら辺?もうすぐ伊香保に着く?」
ichi「いや〜、惜しいね」
MAYON「じゃあ、まだ高崎あたり?」
ichi「まだ高崎まで行ってないんだけど、どのくらいの距離があるか全然わかんないんだよねー」
MAYON「???(どこら辺だろう…)」
ichi「あ、桶川だって」

桶川って…、まだ埼玉の真ん中あたりまでしか来てないじゃんか〜っ!!!
どこが惜しいんだよ〜っ!!!(爆笑)

あと1時間は来ないだろうと判断し、本気で寝て待つことにした。

 
 
 
 
 
 
   




爆睡していると、電話が鳴っていた。でも、寝ぼけて出れなかった(笑)。

少しの間ボーっとしてから、電話を折り返しかけてみると、伊香保ICを過ぎたらしい。
じゃあ、もう目の前だな…と思った瞬間、甲高くエンジン音を響かせてコンビニに入ってきたCIVICが。
豹だー。

続いて、JのS14が入ってきた。

地図を見ながら道を検討してみるが、3本あるどの道が「赤城峠」なのかわからない。
とりあえず目星をつけて山に入ってみることにした。

ぼくが先頭で行ったは良いけど…いきなり反対車線に入って逆送しちゃった(爆笑)。なかなかウケただろ?
それにやっぱり道がよく分からない。しかもぼくは一人でクルマに乗ってたから、相談もできない。やっぱり、豹たちに先に行ってもらおう。

地図をichiに託し(不安だなー)、対向車とすれ違うこともできないような山道を登る。って、この道、絶対違うって(笑)。

どうにかUターンして、また別の道を行く。でも、どうもこの道も違う。

そこに、めっちゃヤル気風のスープラがやってきて、ぼくらの反対車線の信号で止まった。
豹「間違いない。絶対あっちだよ! …ちょっと聞いてくる!」
するとどうやら「全然違うとこっすよ。戻った方が良いですよ」とか言われちゃったらしい。
信号が変わると、スープラは凄いダッシュであっという間に闇に消えた。

そこで、またUターンしてスープラの消えた方向に向かってみたら…
追いついちゃった(笑)。

でも、道を教えてくれた人を煽るのはやめましょうね。

 
 
 
 
 
 
   




赤城ICの脇を通って、どうにか目的の赤城峠にたどり着いた。遠かったなぁ。

登っていくと、遠くからスキール音が響いてくる。
やってる、やってる♪

ヒルクライム中は、前にのんびりパジェロがいたおかげで、堂々とのんびり登れて内心ホッとしていた。豹君は、攻めたかったみたいだけど?(笑)

一旦、少し上の方まで登ってから、ギャラリーコーナーまでまた降りていった。
後方から、何だか激しい音が近付いてくる。やばいよ、早く駐車場に入らないと突っ込まれるよ!!
(実はこの時、マジで恐かった)

しばらく見学していると、何度か往復していた白いFCが、明らかにオーバースピードで突っ込んできた。いくらなんでも、ありゃ、流しすぎだろ〜!と思ったその時、FCのリヤウイングが派手に空を舞った。
オーバーを出して、壁に後ろからクラッシュしたのだ。

でも、車体はどうにか無事だったようで、リヤスポは仲間が回収して、FC自身はリヤが曲かったまま、また直ドリしながら出ていったよ…。

 
 
 
 
 
 
   




パンダが来たら困るので、早々に引き上げることにした。もうすぐ朝だし。

途中、ほんの出来心でリヤを滑らせてみた。
むー、割と簡単にタイヤって滑るもんだね。気をつけよう。

勾配のほとんど無いコーナーを選んだし、カウンターを当てすぎないように気をつけたので、滑らせたこと自体では危険はなかったんだけど、ドリンクホルダーに置いていたペットボトルが足元に落ちたのが何より恐かったよ。このペットボトルがブレーキペダルの下にでも入ったら、大変なことになるもんね…。

時間もなかったし今日は、榛名・碓氷はあきらめて直帰。
17号を南下し、ぼくは途中でそのまま別れて返った。

朝の6時。28時間ぶりに家に帰ったのかぁ。
走行距離は…700kmくらいか。
今回はさすがに疲労困憊だよ。ふぅ。
つづく。  

 
 
 
 
 
 
   





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