SIN AFTER SIN[背信の門]
1977.4.22(JAPAN/1977.6.21)

SINNER [罪業人(つみびと)]
DIAMONDS AND RUST [ダイアモンズ・アンド・ラスト]
STARBREAKER [スターブレイカー]
LAST ROSE OF SUMMER [最後の夏のバラ]
LET US PREY [危害者]
CALL FOR THE PRIEST/RAW DEAL [不当なる弾圧]
HERE COME THE TEARS [孤立の涙]
DISSIDENT AGGRESSOR [異端からの反撃]

GULL から CBS に移籍。ドラムスに SIMON PHILLIPS を迎え発表されたのが、 このアルバム。カッコイイリフもさることながら中間部のギターは、 ZEP の WHOLE LOTTA LOVE をも彷彿させる SINNER で始まり。カバー曲の DIAMONDS AND RUST (GULL 時代のものとほとんど変わりません。強いて云えばドラムスが正確無 比になっていることぐらい)を挟んで、STARBREAKER この曲もリフがカッコイイ です。異質な LAST ROSE OF SUMMER(何なんでしょうこの曲は)で一息ついて、 アナログであれば B面一曲目 QUEEN ぽいオープニングの LET US PREY ツインギ ターが絶妙です。CALL FOR THE PRIEST/RAW DEAL はチョットアメリカっぽいハ ードロックで、HERE COME THE TEARS は HERE COME THE TEARS のフレーズが重 々しいバラード。ROB の絶叫で始まる DISSIDENT AGGRESSOR もまた、カッコイ イリフを持った曲。うっすらとヘビーメタルの香りのするアルバムです。
2001.12.5発売のリマスター盤には、ボーナストラックとして RACE WITH THE DEVIL(初期のレコーディングセッションという表記しかないので詳しくはわからないが、SIN AFTER SIN 以前の音だと思います。Gの音とかね)と、JAWBREAKER のライヴ(クレジットが無いのでいつ頃のモノかはわかりませんが、最後に ROB がカリフォルニアと叫んでいるので、きっとアメリカのツアーでしょう。フェイクではありますが、ROB のスクリームが圧巻)が収録されてます。
このアルバムのカバーは、
SINNER/DEVIN TOWNSEND
DISSIDENT AGGRESSOR/FORBIDDEN
DISSIDENT AGGRESSOR/SLAYER で、ハッキリとアレンジをかんじるのは SLAYER だが、FORBIDDEN のヘビーさも、なかなかです。

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