３月２２日（日）その２

　えー、日記の途中ですが、ここでお知らせです。

　この間、山下さんの連載について知らせて下さったMUSEさんから、 またしても貴重な情報が寄せられました。うーん、なんて情報が早いんだ、素晴らしい。

　今日は！　昨年の１１月にミミズさんのホームページに乱入したMUSEです。 皆さんお元気でいらっしゃいましたか？
　私MUSEは、余程のことがない限り無節操に人様のホームページに乱入するものでは ないと思っております。ですが今回は山下ファンの皆様に一刻も早くお伝えしたい 情報があり、いくら待ってもこの情報が十分に伝わっていないようなので、 業を煮やしてまたまたミミズさんのホーム頁に乱入と相成りました。
　心優しいミミズさんは、「どうぞ遊びに来てくださいな」なんて快く迎えて下さる ものですから、お言葉に甘えてちょっと失礼します。

　山下氏は１９７５年にFRASCOレーベルをスタートさせ、１９７９年までの４年間に、 彼自身のプロデュースでユニークかつ質の高いレコードを製作しました。 何とこのたび山下洋輔氏のレコーディング活動３０周年記念の特別企画として、 FRASCOレーベル時代の全作品・録音を収録した１５タイトル（内２枚組１タイトルを含む） が初CD化されるということです！！！
　そのうち雑誌等でも紹介されるとは思うのですが、この素晴らしい企画の店頭予約 締め切りが４月２５日で、しかも完全初回限定プレスということですので、 山下ファンの皆さんに早くお知らせしたかったのです。
　私が仲良くしているCDショップの話ですと、こういう企画の場合は、予約申し込みを 受けて枚数を限定してプレスするので、締め切り日を過ぎると入手が難しくなる場合が 多いということです。
　この１６枚組の中には、『モントルー・アフターグロウ』や『ジェントル・ノヴェンバー / 武田和命』のような、すでにCD化されているものもあります。ですが これだけまとまった形でFRASCOレーベル時代のCDが入手できる企画は、二度とないかも 知れません。山下ファンにとって必聴の演奏が聴ける千載一隅の大チャンスです。 いえいえ山下ファンに限らず、ジャズ史上、大変貴重な資料になるこのセットは、 この機会に手に入れなければ後で後悔してしまいそうなお勧めセットなのです。

　MUSEはこのシリーズのうち、５年前に『砂山』と『インヴィテーション』の LPを手に入れることが出来ました。『インヴィテーション』は、フジテレビの ギャラリーで行われたソロ・ピアノのライヴ録音で、優雅で瑞々しい感性に満ちあふれた 洋輔さんの音色に出会えますよ。
　因みにいずれもジャケットがとてもお洒落。今回のCD企画では、オリジナル・ アートワークを生かした紙ジャケット仕様ということで、これも魅力の一つです。
　あ、そうそう『家/ 筒井康隆・山下洋輔』は、筒井氏の小説をレコード化したもので、 筒井氏自身によるナレーションが聞けるという筒井ファンにとっても見逃せない うれしい企画ですよ！！！
　この時代の山下さんのエネルギッシュな活動については、つい最近CD化された 山下洋輔トリオ『CHIASMA』のライナーノーツ（相倉久人氏執筆）をご覧になれば よくわかります。合わせて名盤『CHIASMA』も聴いてみてはいかがですか。
　一応、タイトルと演奏者を書いておきますね。それでは４月２５日の店頭予約 締切日をお忘れなく！　バ〜イ！

　完全初回限定プレス１６枚組ボックス・セット
　発売元：マーキュリー・ミュージックエンタテイメント（株）
　販売元：ポリグラム（株）

　○店頭予約締め切り日：１９９８年４月２５日
　○発売日：１９９８年６月２４日
　○値段：２６,２５０円（消費税を含む）

The Complete Recordings of YOSUKE YAMASHITA on FRASCO/山下洋輔
CD No.：　ＰＨＣＥ２５００１/１６

　凄いではありませんか！常々「早くＣＤ化してくれないことには、わたしのように遅く来たファンは なかなか古いレコーディングを聞けない」と思っていたミミズです。それが一挙に１５タイトル！！！ ひょ〜え〜。さあ、みんなでレコード屋にＬｅｔ’ｓ　Ｇｏ！

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