要するにこの頃は、「このままでは埼玉に引きこもった人生になってしまう!」
などと焦って、ライブに行きまくっていた訳でして...。
2本続けて行きます。
7/18 富樫雅彦&Inter Action at新宿PIT INN
富樫雅彦(prc)、広瀬淳二(s)、佐藤允彦(p)、井野信義(b)
2部から出没しました。
「何か聞きたいんだけど、お薦めのものない?」と友人に聞かれて、
まずこれならはずすことはあるまい、と推薦したのがこのバンド。実はミミズも
このグループそのものは聞いたことはないのでした(^^;)
勧めた手前自分も聞いておくべきだろう、と思ったわけで(前から気になってたのは
本当ですが!)。でも、初めてのグループを途中から、ってのは良くないですねー。
勝手が分からなくて。あと、1部の間放っておかれた友人がどんな感想を抱いている
ことやら!? 聞いている間あまり反応が無いので、気が気じゃなかったりして。
(終演後「いやー、良かったねえ!」と笑って言うので、拍子抜け。)
どうも、ピアノとパーカスを集中的に聞いていたらしく、今となっては他の音が全然
印象に残ってないです。井野さんが何やってたかは、大体想像つきますけどね。
このメンバーの中で最も聞いた回数が少ないのが広瀬さんで、ミミズの中で
印象が定まっていないせいか、演奏している姿さえ思い出せない...困りましたね。
メモによると、テナーとベースが凄まじいやり合いを演じた、となっていますが???
佐藤さんは5月に5daysのうちの3日間
行ったこともあり、さて今日はどうだ?と興味津々だった訳です。
やっぱりこの人は七変化で、この夜もまったく違うピアノを聞かせてくれました。
この夜はとにかく、ベースやパーカスにじゃれて喧嘩をふっかけるような雰囲気で。
自分がリーダーじゃない気安さみたいなものもあるのでしょうか。
冨樫さんも凄くリラックスムードで。曲間の楽しそうな笑顔が良かったです。
演奏中は...虎視眈々と機会をねらう目の光が(グラサンかけてるので、実際には
見えませんが)恐いぞ、という感じ。で、歌いまくってました、太鼓が。
うーん、やっぱりもうちょっと聞かないと、印象が散漫ですねえ。
7/19 今村祐司グループ at新宿PIT INN
今村祐司(prc)、加藤崇之(g)、渋谷毅(p)、上村勝正(b)、本田珠也(ds)
これも初物だったんですよねー。こっちは1部から聞けたのでまだしも
演奏してるときのお姿とか、ぼんやりと覚えているんだけど。何でこういう時に限って
メモ取ってないかなー。(取れない雰囲気だったのか、な。)
いいおじさん(珠也さんを除く)達が、実に嬉しそうに和気あいあいと
演奏したりしゃべったりしてる姿が楽しいですね。特に、好々爺そのもの、という感じの
今村さん!福々しいお姿と御機嫌なパーカスは本当に楽しいです。
結構、気まぐれな感じのパーカスで、ドラムが「はいはい僕が面倒見ますよ」的に
なってたかも(笑)。
無邪気な感じの加藤さんのギターも面白かったし、あと、ピアノが渋谷さんと
いうのがポイントですね。そんなに音数が多い訳じゃないのに(渋谷オケの時とかに
比べると圧倒的に多いけど...)、「愉快なおじさんたち」度をアップさせてるのが、
この人のピアノだと思う。
ミミズは結構おじさんって好きですが(って、前にも言った気がしますが)、
こういうのを聞くとおじさんも捨てたもんじゃない、と思います。
そう言えば、お客さんも同じくらいの年代のおじさまが多かったっけ。