さて、次!(殆どやけくそ)
7/20 早坂紗知&StirUp! at新宿PIT INN
早坂紗知(as,ss)、フェビアン・レザ・パネ(p)、永田利樹(b)、岡田佳大(ds)
ゲスト:津上研太(as,ss)
曲目
1部:Children, Children/チャーリー・ヘイデン&オーネット・コールマン特集(4曲)/Miss Ann
2部:Black Out/Trinidad/Not Yet(by津上)/Lucifer's Bebop
さっちゃんのCDは繰り返し繰り返し聞いているので、Stir Up! のライブも
しょっちゅう行ってる気がしてたんですけど。
実は、1年以上も生を聞いてなかったみたいです。
津上さんがゲストということで、Black Out の曲目が
ダブっているし、聞きなじみのある曲が多かったです。そうそう、津上さんを
紹介するさっちゃんの言葉が「Black Out にも参加している、大好きなサックス奏者です」。
津上さん、どんどん株を上げてますねー(^^)
津上さんが一番元気だったのは、自作のNot Yet でしょうか。あと、
本家本元のBlack Out でやるよりもBlack Out の完成度が高かったような。
とにかく2本のサックスの息が良く合ってました。
ただ、迫力満点のさっちゃんのサックスを聞いてしまうと、う〜ん津上さんはまだまだ...
と思ってしまうこともしばしばで。まあ、早坂紗知が日本のサックス奏者の中でも
最高の部類に入る人であることは疑いないです。そこまで追いつくのはなかなか
大変でしょう。
そうそう、この日初めて聞いた岡田佳大さんのドラム。歯むき出し不気味な 笑顔を絶やさず凄い勢いで叩く姿は、大坂昌彦に似ています。 ドラム叩くのが楽しくて楽しくて仕方がない、という様子。しかも、 実に御機嫌なリズム感覚! 即、ミミズの大好きなドラマーにリストアップされました(^^)
7/22・23とレコーディング・ライブだったのです。(アケタディスクから、 来年1月に発売予定。)CD作るから新作でもやるのかと思ったら、 覚えている限りでは、やった曲はカーラ・ブレイの Reactionary Tango/Soon I will be done with the troubles of this world (←渋谷さんは絶対にこの曲の名前を口にしない(苦笑))、あと石渡さんの 酔った猫が低い塀を高い塀と間違えて歩いているの図/ONDO 。 知らない曲もあるにはあったものの、うーん、今までのCDに収録されている曲 ばっかりですが?
1部最後の曲あたりに到着したんですけど、アケタの店は初めて。
色々噂に聞いていたのでびくびくものでした。な〜んだ、いい店じゃないですか!
確かに噂通りの汚さだったけど(^^;) 渋谷オケを聞くならアケタに限る、というのも
うなずける話で、ええ加減なのかちゃんとしてるのかよく分からない雰囲気が、
バンドと店に共通してます。ビールを頼むと、瓶ビールにひょいと銅製の
ビールカップをかぶせて出してくれるあたりこだわってるなーって感じなんですが、
とにかく店内のあのぐちゃぐちゃさ加減!
一方の演奏も、ONDO で入る川端さんの「酔っぱらったおっちゃんの変な手拍子」
そのものの手拍子が、ちゃんとCD Live '91 にも入ってたりして、
だからあれは元からあーゆーものなんですね。
と言うわけで、レコーディングだからと言って気負って新しいことをやらない所が、
実に渋谷さんらしい公開録音なのでした。
終演後に事件!(と言うほどでもないけど。)最後にピアノソロを弾いて引き上げてきた
渋谷さん、自分のお酒を調達して「あ〜あ」などと言いながらいきなりミミズの隣に
腰掛けてしまいまして(^^)
一緒にいた友人共々、渋谷さんにインタビューコーナーになってしまいました。
初めてアケタの店に来た、と話したら「良い店でしょう?汚いところがね〜」
と嬉しそうに辺りを見回していましたっけ。ソロコンサート、やらないんですか?
と聞いたら「ソロ?ソロは疲れるから...みんながいれば、ちょこちょこっと弾けば
済むけどね」だそうで(爆笑)。
でも、やったんですよ、ソロコンサート。レポートするのは もう少し先になりそうですが、楽しみにしてて下さいね。