8月23日(日)、THE PARTY-PARTY'98の2日目。
宿から直行。多分1番乗りだったと思われます(^^;)
ちょうど良かった。今日は、友人が数人合流することになってるので、ミミズは
場所取り隊長なのだ。
場所の取り方にもコツがあるのね。熱狂的なファンが詰めかけて踊りまくる、
ことが予想される出演者がいる場合、あんまりステージに近いと踏みつぶされちゃう。
まあ、まずまずの場所を取れたつもり(^^)
それはそうと、ステージのこのセッティングは何だ?。今日はピアノトリオの 出演予定はないぞー。まさか、今日の呼び物のデビッド・マレイ(ts+p,b,dsのカルテット)が いきなり出てくるのかあ?
アグレッション
と思ったら、地元のアマチュアバンドでした。リーダーはお医者さんだそうで、
日射病で倒れたら当院へどうぞ!とのこと。主催者に直接交渉して、今日の出演が
決まったそうで、演奏時間は30分でした。
この日の為に作った八ヶ岳ブルースに始まり、竹田の子守歌、
Misty、Stella by Starlight と、今は真夜中ここはジャズ喫茶、という感じの
しっとりとした見事な演奏でした。プロまであと1歩!と思わせる上手さ。
特にベースが格別に良いですねー。
3人とも間違いなく相当なテクニックです。なので逆にそのあと1歩に
プロの厳しさを見た気がします。
上々颱風
紅龍(三弦,vo)、白崎映美(vo)、西川郷子(vo)、吉田よしみ(key,vo)、
渡野辺マント(ds,steelpan,vo)、後藤まさる(per,g,vo)、西村直樹(b,vo)
知らない人はびっくりしたでしょーねー(笑)。さしものしゃんしゃんも、
のっけから乗りまくりとは行かなかったようですが、これが踏み潰されるのを
警戒していたグループです。
え?いや、何回かライブ行ったし、木の実なな主演の「阿国」(音楽が上々だった)も
見に行ったし、CDも何枚か持ってます。今回も8割方曲名分かったもん。
衣装・音楽ともにアジアのごった煮的このグループ、はっきり言って好きです。
テーマ曲、張り子の虎、仏の顔もIt's All Right と3曲続けた
3曲目、早々にリードボーカルの白崎さん、客席に降りてきちゃいました。
気さくな東北訛のおしゃべりと迫力の声と舞台映えする大きな動きで、実にお客さんを
乗せるのが上手い人です。MCで「そうです!しゃんしゃんはジャズのバンドなんです」
と来たもんだ(笑)。
目を白黒させてるジャズのお客さんにもめげる気配はなく、テンポ良く演奏が続きます。
案の定、中盤以降ステージの前は詰めかけた上々颱風のお客さんでごった返してました。
上々颱風印のレジャーシート(この日売ってた)を竿の先に付けて振り回している人も
います。そう言えば、演奏があまりにも御機嫌だったせいか、
途中、ベースの川端民雄さんが現れて一緒にパーカス叩いてたなー(笑)。
最後の曲はビートルズの名曲に「いつでも神様が見つめているよ〜」と日本語の歌詞を
付けたLet It Be。盛り上がった盛り上がった、良かった良かった。
渋谷毅オーケストラ
渋谷毅(p,org)、松風鉱一(fl,s)、津上研太(s)、片山広明(s)、松本治(tb)、
石渡明廣(g)、川端民雄(b)、古澤良治郎(ds)
渋谷オケは3年連続出場ですね。今回、峰厚介さんのピンチヒッターで
片山さんが入ってます。
Great Type でスタート。管楽器陣に一通りソロが回ったあとの渋谷さんのソロ、
うーん立ち姿が、じゃなくってヾ(^^) オルガンが格好良い!しかし、渋谷さん、
炎天下なんですけど分かってますか〜?音が真夜中してますよ〜。
メンバー紹介すると誰よりも声援が多い片山さん、あの野太く元気なテナー、凄かった!
片山さんに限らず、とにかく名演奏続きで熱気に溢れたステージでした。
最後にやったSoon I Will Be Done with the Troubles of This World (何とかしてくれ、
この曲名(苦笑))は、あまりの素晴らしさに身を乗り出したまま硬直状態で
聞き惚れました。
当然のごとくかかるアンコールに、渋谷さん「こういう所でアンコールしたことが
ないんで慣れてないんだよね(笑)」。難しい曲をやります、とか言ってFirst Runner
を出して来ました。いや、でも皆さん燃えまくっていたようで。