再びランドマークタワーにやって来ました。一頃に比べれば展望台に行くエレベーターの
行列は随分短くなった気がするけど、でもやっぱり「何分待ち」のプラカード持ったお兄さんが
待機してる。
かようなわけで凄い人出だけど、どうせ99.99%はジャズと無関係な人なのよねー(苦笑)。
どろどろの格好してあの辺に近づくのはちと恥ずかしいから、服装には気を付けましょう。
15:00−15:30 酒井俊ギターユニット atランドマークホール
酒井俊(vo)、桜井芳樹(g)、鬼怒無月(g)
俊さんはずーっと気になっていたんです。ただ、ミミズはボーカルよりピアノやサックスを
優先して聞く癖があって後回しにしてました。3曲だけでしたけど聞けて良かったです。
普段と違うトライができるのが、こういうジャズフェスの良いところ。
びやーっとのばした時に全然ゆるがない声と言い、MCの段階から
どんどん歌の世界に引っ張り込んで行く言葉まわしと言い、凄いものですね。
歌の中の情景を語り尽くした後に始まった私の塗り絵 、
第一声からどっぷりと浸ってしまいました。
次の曲では「沢山のインスピレーションをくれる2人です」と、思いっきり持ち上げた
メンバー紹介の後、鬼怒さんが超力奏してました。あの細い体やシャイな表情の奥に
どれだけの情熱を秘めているのか、実に分からない人です。
最後の、ファンの要望にこたえてシングルで発売したという満月の夕べ、泣けました。
次はこんなでっかいホールじゃなく、ライブハウスで聞きたいな、っと。
==南さんの通訳を介して、入念にサウンドチェックしてます。いきなりリーダーが客席最上段まで
駆け上がって全体の音を確かめたり。あまりにきちんと音出ししてるので慌てて集まってくる客に、
「リハーサル、リハーサル!」と笑ってみせたり。
やれやれ、一休み一休み。
16:15−17:00頃 南博デンマークカルテット 改め キャスパー・トランバーグ・カルテット atランドマークホール
K.トランバーグ(tp)、J.ディーナセン(ts)、南博(p)、N.ディヴィットセン(b)、A.モーゲンセン(ds)
冒頭、「パンフレットでは南博カルテットになってますが、間違いで、リーダーは彼です。」という南さんの説明。 南さんは彼らとレコーディングもしてて、知己の間柄な訳ですが、仁義は通す!って感じ。
南さんを初めて聞いたのは一昨年の横浜ジャズプロムナードの時で、その時ちょっと苦手意識を持ってしまい、 今まで避けて通ってたんですね(苦笑)。大分久しぶりです。トリが残ってますが、超大作(^^;)になりそうです。いったん切ります。