10月29日(日)その2

と言うわけでYJPです。今回、メインイベントは決まってたんで、 それに合わせて、もうわたしゃテコでも山手方面から動きません!という いつになく移動距離の短い横浜でした。
JR石川町駅の受付でフリーパス代わりの缶バッチやプログラムをもらう時、 スタッフの人にわざわざ「スケジュールに変更がありますから」と言われました。 ははあドタキャンでもあったか?まあ事情は存じませんが...。 ボランティアでプロムナードを運営している皆々様、色々と大変なんだろうなあ。 ご苦労様です。

早速、一路イギリス館を目指します。毎度の事ながら、あの上り坂は辛いのよね。

12:00−13:15? イギリス館
 一期一会:小山彰太(ds)、竹内直(ts,bcl)、是安則克(b)

トイレに行ってる間にぴったり時間通りに始められてしまった(^^;)
で、わたしの脳裏に染みついている一期一会のイメージってのは 駱駝の舟 に代表される、ぼのぼのっとした真綿でもって キ印の棘を隠したような...そういうイメージなんですけど。 久々に聞いた一期一会は、何だか妙にリキ入ってまして、 テンポもハイならテンションもハイな曲が立て続けに3曲、 わずかに1曲是安さん作のバラード−−これだって、決して 生半可な曲ではなく−−を挟んで名曲円周率 で終わるという。
この3人、何度見ても表情が面白いです。特に彰太さん。 気合いが入ったときの中空を睨む三角の目。終わってリラックスした時の 和やかな笑みを含んだとろけるような目。飽きない...(どこ見てるんだ?わし)

13:35−14:?? イギリス館
 松風鉱一トリオ:松風鉱一(as,ts)、水谷浩章(b)、小山彰太(ds)

彰太さんが続投ですね。松風さんって、色んなバンドで引っ張りだこの マルチプレーヤーですが、こと自分の音楽になるとかなりきっちり 作り込むというか方針なり曲なりが明確、そういう傾向があると思います。 当然ドラムも一期一会とはうって変わり、明確に曲の輪郭を描き出すような、 きっちりかっちりした雰囲気が強かったと思う。
3人の中で一番リラックスしてたの、水谷さんじゃなかろうか。 水谷さんはエレキベースを使用、スニーカー履いた足をぶらぶらさせつつ、 あのやーらかそうで芯のある低音を上下左右自在に操る様は、 スタイリッシュな松風さんと一緒にやってると、実に不良的であります(笑)。

15:??− ゲーテ座 〜クルト・ワイル生誕100周年記念〜
 佐藤允彦(p)・前田祐希(vo)デュオ

ワイル特集の2番目の出し物がこれ。時間がはっきりしないんだけど、 こりゃあ押してるな、という時間だったのは確か。
さて、かなり久しぶり!の前田祐希さんです。 前に比べて随分良いよ(って、失礼な言い草だな)という噂は時々聞いていたので、 どれどれ、という感じで足を運びました。(充分、失礼なやつである。) 正直、かなり驚きました。良かった! 前衛的な曲、おかしみのある曲、しっとりした曲。 それぞれの表情の付け方がすごく良いし、前はちょっと中途半端な感のあった 声の使い分け−−声楽的な歌い方と地声に近い声−−も、ちっとも不安を感じなかったし。 何てったって、のびのびと自信に満ちて歌っていて引き込まれる。 独語、仏語、英語、日本語と曲によって言語が違うというのに! 兵士の妻がもらったもの僕は肉団子を食べていたモリタート ...どれも良かった。 佐藤さんとの漫談風おしゃべりも結構余裕でこなしてたし。
そう、佐藤さんなんである。 何でも来なさい、大丈夫!という鉄壁の伴奏は、歌う人はさぞ安心なんだろうなあ。 わざと歌と伴奏とのミスマッチを狙ったような曲とか、 ちゃんと曲の意図が伝わってくるわけです。うまい、絶品。
なんか、サウンド・チェックの段階で恐れをなして(何に?前田さんの声の音圧にか?(笑)) 席を立っちゃったお客さんがいたらしいんだけど、かなり損したかもよ?


続く


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