8月25日(月)

 昨夜、0時20分に出航した臨時のジェットフォイルで帰途に着いた 強者も多かったのだろうけど、小木の町には昨夜までの騒動の跡が生々しく、 とてもアースセレブレーションが終わってしまったとは思えない。

 そう言えば、昨日終演してから、ぞろぞろと城山を下る観客を送る 場内放送には大笑いした。
「なお、住宅地内での高歌放吟はお慎み下さるようお願いいたします。」

 ミミズは今回ベースキャンプが会場から離れていたので、 終演20分後に出発する臨時バスに早々に乗り込まなければならなかった。 アースセレブレーションに参加するなら、何とか宿は小木港に近いところに とるべきだ。そうすれば、コンサート終了後繰り広げられるという大騒ぎを 心おきなく眺めていられる。余計な交通費もかからないから、 そう高くつかない可能性は大だ。
 それにしても、深夜のジェットフォイルにしろ、臨時バスの時間設定が コンサート終了後20分、になっているだの....小木の町では アースセレブレーションの為に、関係各所が万全の構えをとっていた。 小木にさえ行けば、旅行者は何の心配もいらない。これは凄いことだ。 10回の重みを感じる。

 ところで、来年のアースセレブレーションは、新たな1年目ということで 特別に5月の開催になるのだそう。

アースセレブレーション'98 1998年5月15日(金)〜17日(日)(予定)
※詳細発表は1998年2月を予定。

誰か、行く気になった人、いるかな?

 小木ではECの後も、8月末に小木みなと祭りというものがあり、 9月初には秋祭りがあって、当然、稲の収穫もしなきゃならないだろうし、 まだまだ忙しい日々が続くのでしょう。

 さて、帰りの経路は行きを逆に辿ったものだから、割愛。ここでは ミミズ&コミミズが買い込んだ土産物の数々を列記してみよう(苦笑)。
 いつもは、こんなに土産なんて買わないんだけどなあ。どうしたというのだろう。

柿パイ(会社に。柿の味なんてしなかった)・柿ゴーフル(これはちゃんと柿の味がしたそう) ・おけさ柿の干し柿(極上品だった。こっちじゃとてもあの値段では買えない) ・柿の酒(ワンカップ。まだ飲んでない)・わかめの味醂干し(味が濃すぎる)・ ほたての昆布巻き(鮎屋の巻物状。美味しいけど具が端まで入ってない) ・岩海苔(まだ食べてないけど、これは重宝するはず)・海老煎餅 (変わり揚げで梅味が美味しかった。ちょっと油臭い) ・コシヒカリアイス(粒入り。粒は入ってない方が良い) ・コシヒカリゼリー(口解けの良さは米粉の特徴を生かしているけど、味がヨーグルトなのは何故?) ・越の雅麺(コシノミヤジ)(米粉のうどん。これ、おいしい!) ・竹製の小物入れ(美しい!)・朱鷺の形の土鈴(表情が愛らしい)

 あれだな、最果ての地に来た、というイメージが強かったのかもしれない。
 それにしても、海産物が特産というのは分かるとして、柿。おけさ柿というものが 佐渡の名産品だなんて、わたしゃ全然知らなかった。

 荷物の重さに喘ぎながら家にたどり着いたのは、言うまでもございません。


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