皮の苦みを敢えて残した、大人の味のマーマレード。病みつきになる爽やかさと甘さ控えめが自慢です。
材料
国産無農薬レモン・・・4ケ
三温糖・・・300g
水・・・200cc
鍋・・・ステンレスかホーローのもの
保存用の瓶・・・煮沸消毒、もしくは熱湯をかけておく
手順
1. | レモンをよく洗います。 |
2. | 鍋にレモンを丸ごといれ、たっぷりの水を加えます。 |
3. | 中火で1〜2時間、レモンをゆでます。水が足りないようなら差し水をし、 常にレモンが水をかぶっているようにします。 |
4. | ゆで汁が黄色く染まり、レモンがふにゃっと窪んでくるまでゆでます。 |
5. | レモンをザルにあけ、冷めたら種を取り除きながら5o厚さ位の短冊に刻みます。 |
6. | 刻んだレモンを果肉や果皮ごと残さず鍋に入れます。 砂糖を加えレモンの水分で砂糖が溶けてくるまで置きます。 |
7. | 水100ccを加えて鍋を細火ににかけ、時々焦げ付かないように鍋底から かき回しながら煮詰めます。 |
8. | 途中水分が足りないようであれば、更に水100ccを加えながら、全体が透き通った 飴色になるまで煮込みます。 |
9. | 気泡が大きくまばらになってきたら火を止め、熱いうちに保存用の瓶に入れます。 |
ちょっとしたコツと言えば、そうですね...
●レモンを丸ゆでするとき、火が強すぎるとパンクします。 果肉や果汁が逃げてしまいますから要注意。
●刻むときは、まず上下真っ二つに切って取れるだけ種を取ってしまい、 それから縦4つに割って短冊切りにするのが楽です。 内側の皮はペクチンが豊富で凝固剤の役目をしますから、捨てずに残さず使います。
●目指す固さより2割増し水分が多いかな?くらいが火の止め時。 ちなみに以前もらった英国産マーマレードは、完全にゼリー状で、 水分らしきものは全然なかったです。固形物の間に取りあえず 液体が残っている程度で煮込みを中止すると、冷やしたときこの状態になります。
●実は砂糖の分量少々多めです。本当はわたしは砂糖250gしか使ってません。 まず250gから始めて、途中で味見をしながら砂糖を加えても可。
●砂糖が少な目なので、冷蔵し3ヶ月くらいで食べきるようにします。 なのであまり大量に作りすぎない方が良いでしょう。