お客さんが来る！忙しい！でもデザートは手作りで！ という時でも簡単に作れるレシピです。中身は何でもOKなので、色々試してみて下さい。

タルト生地を作ります。
1. ボールに小麦粉を入れ、冷蔵庫から出したてのマーガリンを小麦粉の中に落とします。
2. スケッパー、ナイフなどを使ってマーガリンが5mm角位の大きさになるまで切り混ぜます。
   (切り混ぜる＝切っては小麦粉をかける、切っては小麦粉をかけるを繰り返すこと。)
3. さらにマーガリン米粒大に細かくなるよう、指で粉をつまむようにして混ぜます。
4. 粉の中央をくぼませ、冷水を入れます。まわりの粉を盛り上げ、 上から押さえつけるようにしながらまとめます。やっとまとまる位の固さが目安です。（どうしてもまとまらなかったら、冷水をほんの少し足します。）
5. 生地をラップに包み10分以上冷蔵庫で寝かせます。

オーブンを240度に温めます。
1. 生地を冷蔵庫から取り出し、手で直径10cmくらいの円盤にします。
2. タルト型の真ん中に生地を置き、上にラップをかけて手のひらでタルト台の形に合わせてのばします。
3. ひびわれや薄い部分が出来たら、あまった生地をかぶせて指先で適当になじませます。 手の丸みを沿わせるようにしながら、生地が残らないよう縁まで均等になるようにのばします。
4. オーブンが温まったら12分焼きます。

中身を詰めます。
1. クリームチーズ、桃の缶詰は1cm角に切ります。
2. 卵をよくほぐし、牛乳・生クリーム・砂糖・洋酒・バニラエッセンスを加えます。
3. 焼き上がったタルト台の中に10．をバラバラと散らします。
4. 卵液を流し込みます。
5. オーブンを200度に合わせ、25分焼きます。軽く焼き色が付いたら出来上がり。

慣れれば全行程1時間くらいです。目分量でタルト台が作れるようになればしめたもの！

●タルト台は水が多すぎるとベタベタになって扱いにくくなります。 こんなにバサバサで大丈夫？くらいがちょうど良いです。 絶対に練らないこと！バターが溶け出さないうちに、とにかく手早くするのが肝心です。

●タルト型ごと食卓に出すので、ガラスや陶器の型がおすすめ。生地にバターが多いので、 直接、敷き込んでしまっても大丈夫です。

●桃やチーズは型から軽く盛り上がる程度入れます。あまりぎっしり詰めないこと。 卵液が入らなくなります。

●卵液は８〜９分目までに。焼いている間に膨張します。 入れすぎると溢れてオーブンの中に卵液の池が．．．あとはご想像にお任せします、あぁ恐ろしい(^^;)

●卵液が固まらなかったら、余熱を利用してしばらくオーブン内に放置してみて下さい。
焼きすぎると卵がぱさぱさになって美味しくありません。

●カロリーが気になる方は、クリームチーズをやめて生のフルーツやサツマイモなんかいかがでしょう？

よもやま話

お菓子のはなし