リンゴケーキ

カトルカーの生地の上に薄切りのリンゴを並べた、作り方も味もシンプルそのもののケーキ。
我が家でリンゴキーキと言えばこのリンゴのカトルカーのことです。

材料(直径15cmのタルト皿1枚分)
リンゴ・・・・・・半個〜1個 小麦粉・・・・・・150g
ふくらし粉・・・・小さじ1杯 砂糖 ・・・・・・50g
バター(有塩)・・・100g 卵  ・・・・・・2個
牛乳 ・・・・・・少々 バニラエッセンス・・・2〜3滴
(好みで)シナモンシュガー

手順
・バター・卵は冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。
・小麦粉はふくらし粉と合わせてふるっておく。
  1. ボールにバターを入れ、ヘラでクリーム状になるまでよく混ぜる。
  2. 砂糖を一気に入れ、よくバターにすり混ぜる。
  3. 砂糖のザラザラ感がなくなり、全体にふんわりした感じのクリームになるまでよく混ぜる。
  4. よく溶いた卵を一気に入れ、泡立て器でよくかき混ぜる。
  5. ふくらし粉の入った小麦粉を全部入れる。
  6. ボールの肌から生地を返すようにしながら、粉と卵液をなじませていく。
  7. 8割方混ざったところで牛乳を少しずつ入れて生地の固さを調整する。ヘラですくっても下に落ちない程度の固さにする。
  8. 全体に粉っぽさがなくなるまで混ぜる。生地を返して混ざっていない粉があったらなでるようにしてなじませていく。
・リンゴの皮をむき、5mm厚さの櫛型にスライスする。
・オーブンを200度に暖めておく。
・タルト皿にサラダ油かバターを薄く塗っておく。
  1. タルト皿の真ん中に生地をあける。(生地はヘラでかき出さないと出てこない程度の固さ。)
  2. なるべく水平なる用に、生地を均一にならす。
  3. 薄切りにしたりんごを、3分の1から4分の1重なるようにして放射状に並べていく。
  4. オーブンで35分焼く。
  5. リンゴがしんなりし、出ている部分の生地がキツネ色に焼けたら出来上がり。
  6. 竹串などを刺し、何も付いてこないことを確認する。付いているようなら5分位再加熱する。
  7. 好みで、熱いうちにシナモンシュガーを振っても良い。

●卵・バターさえ室温に戻っていれば、あとは1時間くらいでしょうか。
とにかく、室温に戻っているというのが、このレシピの唯一にして最大のポイントです。
●15cmの型で粉150g、だと厚みがあってボリュームたっぷりに焼き上がります。
その分焼くのに時間がかかるので、急ぎの場合は材料を3分の2くらいに減らすか、型を18cmにすると早く焼き上がります。
●途中で入れる牛乳の量は卵の大きさによって変わってきますが、最大限50ccまでにして下さい。
●ボールを回しながら「練らずに」なじませるように混ぜる。焼き菓子に共通の技です。 ちょっとくらい粉が残っていても、あまり神経質にならず目をつむりましょう。混ぜ過ぎよりはうまく行きますよ(笑)。


よもやま話の目次に戻る   お菓子のはなしの目次に戻る
製作者=水のなおみ
All Right Reserved by Naomi Mizuno.