ミャンマー式結婚顛末記
〜ミャンマーふれあい旅行記・パート2〜

その7:パゴダ巡り


<98年12月29日>

 マンダレーの人たちとの別れを惜しみつつ、空路ヤンゴンへ。

 昼食の後、ボーヂョーアウンサンマーケットへ繰り出しておみやげを物色。私たちはタマリンドのお菓子を発見し、とりあえずそれを買い込みました。

 夜になって、この日に日本から到着した人たちと合流し、いっしょに夕食をとりました。

<98年12月30日>

 あっという間に1週間が過ぎ、ミャンマーを離れる日が来てしまいました。
 でも飛行機は夜の便なので、昼間は観光する時間がたっぷりありました。

 午前中は有名なシュエダゴン・パゴダへ。
「薦(こも)を被ってるから行ってもしょうがないぞ」という情報も聞いていたのですが、今一緒に行動している8名のうち半数がミャンマーは初めての人だったので、「せっかくミャンマーに来てシュエダゴンを見ないなんて」というわけで行くことにしたものです。


参拝者で賑わうシュエダゴン・パゴダ
さすがにお坊さんの姿も

 


薦を被ったシュエダゴン・パゴダ

 

 行ってみると、確かに薦を被っていて、金色の美しい姿を見ることはできませんでしたが、そんなシュエダゴン(左の写真ご参照)を見るのもまた一興かな、と思いました。

 みんなでゆっくりと境内を1周してから、参道の出店でおみやげ漁りになりました(おみやげを買わない人は階段に座って休憩)。
 私たちの結婚衣装とよく似たピンクの服を着た男女(売り子さんによれば王様と王妃様だそう)のマリオネットがあったので、記念に購入しました。また、それをさらに小さくしたような、いろんな色の民族衣装を着た人形と、ふくろうのお守り(?)を大量に買い付けました。少し値切ったのですが、商売繁盛に気を良くした売り子さんが、人形をひと組おまけしてくれました。

 さて、これからマンダレーに向かう二人とはここでお別れ。
 私たちを含む6人は、YMCAのスタッフがいいところへ連れて行ってくれるというのですが……。

 シュエダゴン・パゴダの近くで昼食の後、車に揺られること1時間以上、いったどこへ連れて行かれるのか心配になった頃、着いたところは川の縁。その川には、なんと、パゴダが浮いていたのでした(右の写真ご参照)。
 そこは「水中寺院」とも呼ばれるイェレー・パゴダでした。もちろん実際は浮いているのではなく、川の中州に建てられているのです。


「水中寺院」イェレー・パゴダ

 


またまた記念写真

 

 船に乗ってパゴダに渡ると、まず対岸で買った餌を川の魚に与えました。投げ込むと面白いように多くの魚が寄ってきて、餌を食べていきます。どうやらここでは魚に餌をやることが功徳を積むことになっているようです。もちろん川で魚を獲るのは厳禁!

 このパゴダには、思わず見とれてしまうほど美しい顔の仏像があり、みんなでしばらく眺めていました。

 また、なぜかここも修理中で、私たち二人は修理代の足しにと思い、金箔を買って功徳を積みました(本当は、その買った金箔を貼ってもらうのに、船のような形の籠に入れ、ロープを引いて、上にいる人(貼る係?)に渡すというのをやってみたかっただけなのですが……)。

 ミャンマー時間19時45分、私たち二人はANA952便でヤンゴンを後にしました。本当にあという間の、楽しい1週間でした。
 余談ですが、他の4人はタイ航空の便でした。途中のバンコクと、関空での再開を約して別れました。


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最終更新日:1999年 3月28日(v1.01)