大庭の活動スナップより




2018.7.10〜8.9

「合併処理浄化槽補助金の新制度」及び「今後の下水道事業の概要」説明会が
この夏2ヶ月間にかけて、市内14ヶ所のコミュニティーセンターで開催される。

この問題は、大庭議員が平成28年9月議会にて質問をし、合併処理浄化槽と
公共下水道の住民負担の格差是正を求めたものに対して袋井方式として新た
に制度を始めるために、住民説明会を行うものです。


今後のスケジュールは来年平成31年4月より合併処理浄化槽の設置に対して
これまでより手厚く補助をし、平成32年4月から維持管理に補助金を出していく
というものです。



■ 合併処理浄化槽 設置費補助金
 平成31年度から、公共下水道を接続した場合と同額になるよう、合併浄化槽へ
の付け替えの補助限度額を増額し、単独浄化槽から合併処理浄化槽への付け
替えを推進する。

例えば
 公共下水道で浅羽で1マスor袋井で340u(430円/u)を基本とした
                      146,000円をベースにして比較をした場合

 ●付け替えの場合 紫色数字の比較で
  5人槽で 179,000円 ←    849,000円(工事費)- 670,000円(補助金)
         33,000円自己負担が高い
  7人槽で 218,000円 ←   1,048,000円(工事費)- 830,000円(補助金)
         72,000円自己負担が高い
 10人槽で 318,000円 ←   1,418,000円(工事費)-1,100,000円(補助金)
         172,000円自己負担が円高い

 ●新設の場合の自己負担は 
  5人槽で    524,000円
  7人槽で    645,000円
 10人槽で    883,000円

というところを合併処理浄化槽も補助金を赤色に上げ、下水道負担額と同等にする

  ▲5人槽で 146,000円 ←    849,000円(工事費)-  670,000円(補助金)
                                     703,000円に変更
         下水道の146,000円と自己負担額を同じにする
  ▲7人槽で 146,000円 ←   1,048,000円(工事費)- 830,000円(補助金)
                                     902,000円に変更
         下水道の146,000円と自己負担額を同じにする
  ▲10人槽で 318,000円 ←  1,418,000円(工事費)- 1,100,000円(補助金)
                                    1,272,000円に変更
         下水道の146,000円と自己負担額を同じにする

しかし、新設の場合の自己負担は 
  5人槽で    517,000円    補助金は332,000円
  7人槽で    634,000円    補助金は414,000円
 10人槽で    870,000円    補助金は548,000円

 補助が 赤色より黄色が少ないのは、4割を公費負担にするという国の考えの基に
 合併処理浄化槽の新設については国庫補助基本額を上限とするため。



■ 合併処理浄化槽 維持管理費補助金
 公共下水道を使用した場合の自己負担と同額となるように維持管理費への補助
 制度を創設し単独処理浄化槽から合併処理浄化槽等から合併処理浄化槽への
 付け替えを推進する。

 たとえば 5人槽の場合

 現在
 ●合併処理浄化槽 年の維持管理費
     11条検査 5,500円/年 + 清掃保守点検51,840円 =計57,340円
  これに対して
 ●公共下水道
     A 月当たり使用量→8立米/月=7,776円/年
        合併処理浄化槽57,340/年−7,776円/年=
                     差額49,500円/年、高いためにこれを補助

     B 月当たり使用量→25 立米/月=30,468円/年
        合併処理浄化槽57,340/年−30,468円/年=
                     差額26,800円/年、高いためにこれを補助 
     C 月当たり使用量→41.5 立米/月=57,408円/年
        合併処理浄化槽57,340/年−57,408円/年=補助無し

補助対象は 公共下水道事業供用開始区域+農業集落排水事業整備区域は除く
補助対象は 10人槽以下の合併処理浄化槽
         専用住宅     
        住所登録がある
        11条検査×1  清掃×1  点検×3の維持管理を行う
■平成32年度から実施

■現在袋井では袋井処理区域図が作成されているが、黄色で示しているところは
  5年を目途に下水道整備をする、この地域は設置補助はしないが、維持管理
  補助は出る。また、茶色のところは未定だが、土橋近辺でも 平成38年度頃を
  目途に下水道整備を進めるとしている。こうした地域は、設置及び、維持管理
  双方の補助が出る。
  


■ 合併処理浄化槽の設置、維持管理の補助金の総額 
               H29〜H38 10年間で 22.05億円 かかることになる


■袋井市汚水処理施設普及人口

平成29年4月1日現在
汚水処理人口普及率    73.91%
行政人口          87,557人
汚水処理人口       64,715人
下水道            38,327人
農集排              263人
合併浄化槽         26,125人  →  合併浄化槽 26,125人→5,591基
                             単独浄化槽 21,015人→8,959基
                             くみ取り    1,827人 
平成15.4.1  
汚水処理人口普及率     35.9%
平成17.4.1         44.78%
平成22.4.1         66.01%





詳細はohba@mxu.mesh.ne.jpまで。


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