日記
更新日:2002. 2/ 1
1998. 1
98. 1/ 3
今回の俺ちゃんのイベント
冬コミ
(歌い手)
一句。
負けました ええ負けました 負けました
お粗末。
…じゃないっ!負けは負けでも冬コミには勝って冬コミに負けただけだって自分でもなにを言っているのかよくわからないけどとにかく負けたに違いない今回の冬コミだった。
なにせ、気がついたらお札というお札はいずくにかあらんとしつるてなもんで、お財布は空っぽだし背中の荷物は尋常じゃないほどに膨れ上がり行商のおばちゃんのごとく、よっこらしょと言わなければ起きあがるのに困ってしまうほどだった。
まぁ、初日はよかったのよ、初日は。なにせお目当てがないのだから気が楽ってなもんで、ちょこちょこっとチェックを入れたところをごろごろと周っては、「ああ、やっぱり同級生2本はなかったか」とがっくり肩を落とせばそれで済んでしまったのだから。この時は「お金使わなくていい感じやーね」などと笑っていられたのだから。
結局、コスプレばっかり見ていたのだが…初日の流行はようわかりませんでしたわ。以前は山盛り3杯くらいいたエヴァやときメモはすっかり消えてなくなり、変わってなにが増えたと言うわけではないのに屋上は人でうじゃうじゃしてるからあら不思議。まぁ、目立ったというか笑わせてもらったのが高木ブーの雷さまとかせがさたんしろうとか普通にはわからないようなコスプレばかり。俺ちゃんの大好きでたまらない同級生2のコスプレはお家にいる唯だけだったのだからさみしい限り。セラムンに関しては見かけなかったと思う。もっとも、ジャンル的に2日目だけにいないのも当然と言えば当然だからあきらめもつくというもの。
むしろ、初日の目的は2日目の委託先サークル、ANGEL COLORSの人に会う事。なんとも温厚な人で、かなりの無礼と非礼でお出迎えしてもにこにこしていてくれた。いい人や。
そして2日目。ANGEL COLORSさんの計らいで、お手伝いを条件にサークル入場させていただく事になったのだが、交通渋滞に巻き込まれて危うく遅刻しそうになり、ぎりぎりで入場した時にはもう準備が終わっているというとんでもない状態だった。ところが、それでもにこにこしているANGEL COLORSさんの人。本当に優しい人なんやねぇ、と俺ちゃん感激のあまり涙してしまいそうになったが、とにかくひたすら謝る謝る。いや、まじ反省。
そして開場となったのだが、俺ちゃんは手伝いもせずに近場のサークルさんの本を見に行く事にした。まったく役立たずのお手伝いとはまさにこの事。アイシャの爪の垢でも飲みたいところだが、そんなものはなんとなく恥ずかしげなのでやめておいて同級生2のサークルをてくてくと見てまわる事にした。正直ちょっと泣けてきた。ああ、これが無敗艦隊の最後の姿かなどと思ってしまうくらいなんとも寂しい限りの状況なのだ。いや、別段なにが寂しいわけではないのだ。だが…うまくは言えないけれども、悪い意味で統一感がなさすぎるのだ。確かにみんな同級生2サークルだけれども、どこか心は飛んでいっているように思えちゃう俺ちゃんだった。なんか偉そうな書き方だけれども、これは本音。それでも、いい本というかおもしろい本はありましたとも。当然ながら野蛮人らしく略奪しながら前進あるのみ。そして、気がつけば手にはいっぱいの本となっていたわけだ。
そして、俺ちゃんはさらなる収穫を目指してすすめすすめと動き出せば、コスプレ広場に到着してやっぱりぼんやり眺めていると、いましたともええいましたともいましたよ。久しぶりに見た同級生2のコスプレだけどでも…なんかちっこい唯がおらはってますからおかしいなぁ思ってみたんですわ。したっけ、その唯ってばどってな見たっけ子供でいらはるわけだ。つまり、お母さんに唯のコスプレをさせられたのかしたのかせざるを得なかったのか事情はわからないけれど、とにかく子供に唯のコスプレをさせていたのだ。これには俺ちゃんキュンティア。親子代々語られる同級生2ってやつですがな。あの女の子が大きくなって彼氏ができて「きみの写真が見たいな」なんて言われてふと開いたページにあの姿の写真があって「ぼくらの子供にもこのコスプレをさせたいな」なんてよくわからないプロポーズを受けて永遠の唯コスプレ一家になんてなるはずもないのだけれども、それはそれでおもしろげなので誰かやってみて下されっていうか誰もやらないだろうけど。他にもセラムンのちっこいのもいて、もはやコスプレ親子の楽しみとなりつつあってそれはそれでちょっといやだななんて思った俺ちゃんは反逆罪ですか?でも、見ているとコスプレってやっぱりおもしろげ。夏は是非ともサクラの勝負服で明くんのコスプレをしようと心に決めたけどめんどくさいのでやめた俺ちゃんだった。
略奪搾取が終了した俺ちゃんはANGEL COLORSさんのスペースに戻り、今度は店番いわゆる丁稚とか売り子とかいうお仕事をする事になった。そして、そこでも驚愕唖然とさせられてしまった。いっぱい売れるのだ。萌え萌えだ?くねすよりも、いっぱいたくさんとてもとても書けないほどに飛んでいくのだから楽しいったらありゃしない。自分のサークルでは味わえない売れる喜びと働く喜びにいけない快感を覚えつつそういえばSinto氏の本も地面で委託させてもらっていたななんて思い出してふと見てみればこれまたちょこちょこ出ているのだから衝撃のあまりあごをはずしてしまって困ったちゃんの俺ちゃんになってしまった。なるほど、これがサークルの真の姿なのだと納得しては反省してしまう。次の参加では生かしたいものだと心にナイフで傷をつけておく。
結局、このあとも丁稚していたのだが、なんと大失敗をやらかしてしまい、スペースにお茶をぶちまけてしまったのだ。つまりこれがどういう事かといえば、本は紙でできていて紙は水に弱くてお茶なんぞをこぼしてしまうとびしょびしょのしおしおのへしょへしょになってしまうわけだ。そして当然ながら売り物にはならない本がいっぱいできてしまって不渡りになって倒産してたくさんの従業員を解雇してごめんなさいとしなくてはいけなくなってしまうわけだ。当然ながら顔面蒼白しましたとも。あわてて濡れた本をサルベージして、お隣の女の子からティッシュを借りて、結構かわいい人だなぁ、なんて鼻の下を伸ばしてしまってああ大変。大急ぎで机と本をふきふきして最悪の状況だけは回避できたのだが、3冊ほどは犠牲というか被害というか犯罪に巻き込まれたというかかわいそうな事になってしまった。だが、それでもANGEL COLORSさんの人はにこにこしながら許してくれたからまさに天使とはこの事とばかりに地べたにおでこをつけて謝った俺ちゃんだった。いや、もちろん濡れちゃった本は責任をとるつもりだったのだが、一冊くらいならという事で、次回からの委託見本誌として使われる事になった。本当に済まぬ事をしてしまったと激反省。
そんなこんなで気がつけば拍手の時間となりさようならとなってしまったのだ。この場を借りてあの時にご迷惑をおかけした人サークル本スペース等々にごめんなさいもうしませんをしておきます。
今回の俺ちゃんの本
同人誌
というわけで、とにかく本を買って買って買いまくってお金がなくなって困ったあげくに本の置き場もなくて困ったちゃんの俺ちゃんだ。でも、同級生2の本はいろいろとありましたとも。そんな中で俺ちゃん的なお気に入りを勝手に紹介させてもらいますわ。当然ながら相変わらずの無断掲載なのでお怒りの方はメール下されヨ。
西御寺静乃(PC CLUB発行 西御寺静乃本)
君迷うことなかれと頭の中で誰かがつぶやいていたので迷わず入手したのが静乃本。だって、今まで見た事なかったんだもん。絶対に買っちゃうってば、ねぇ奥さん。というわけで人様の静乃本は初めて見ました。読みました。なんか嬉しくてにやついてました。いや、だって今まで静乃本ってなかったんだから見つけただけでも嬉しいのに、人様の描いた静乃ちゃんがいるってのはなんとも感極まったちゃんってのも仕方なし。だいたい、この時期にこういうの出すのってかなり勇気がいると思うわけだ。それだけでも拍手喝采したくなる感激屋の俺ちゃんだ。欲を言うなら、もっとおなかいっぱいにさせてほしかった。
(有)西御寺財閥(Love Laboratory発行 西御寺有友本)
静乃本と同じ所で入手した本だが、これがまたすごい。なにってあーた、西御寺と竜之介のやお直前なんだから、もはや言う事なく沈黙してしまいそうになる。いや、実はここの西御寺本は2冊目で、1冊目も楽しませてもらったのだが…続き読みたい。ぜひ唯と西御寺で竜之介を奪い合うようなお話を描いてもらいたいなーなんて思う俺ちゃんだ。
DAHLIA(少年爆窃団発行 桜子本)
なんていうか、俺ちゃんの書いてみたかったお話の一つみたいな事をやってくれてなんか満足してしまった本。そうそう、そうなんだよ、それでそうなって、ああ、うぅ、うんうんそうなんだよ、とひとりうなりながらにこやかにほがらかに読んでしまったのだ。特に桜子がかわいい。なにがどうというわけではなくてかわいらしくて困らせてもらった。
ちなみにここのときメモ本もお奨め。特にコアラっ娘のお話が好きなんだな。
LOVE&GIRL(BUMPIN' VOYAGE発行 ときメモ&同級生2本)
ここの同級生2本がたまらなく好きで今回見てみたらときメモと一緒になっている本だったのでちょっと悲しくて中見たらみんなやっているべたべたなねたでもっと悲しくなったけれどここの唯はなんとなく俺ちゃんの目指している唯なので問題なしなんて思ってしまうわけだ。どことなく特徴のある絵だし結構好みだしこれからも同級生2本を作って欲しいと願って祈って頼んでおこうと思ったらいつの間にかイベント終わって困ったちゃん。
でも、次の本も楽しみ楽しみ。
俺のマリア94(わらび本舗発行 サクラ大戦マリア本)
なぬっ、同級生2じゃないとぬかしたのはどこのどいつじゃって実は俺ちゃんなのだが、マリア本では仕方ないと思って入手。だいたい、ここのマリア本は2冊目だしいいじゃんかよ、ってへんな不良みたいだけれども、とりあえずおもしろいからいい。なにせ、サクラ大戦なんぞストーリーすら知らない俺ちゃんが楽しめるのだからつまらなくはないだろういやおもしろいってやつですな。ただ、今回の一番の問題はなぜセラムンスペースにいたんじゃい。てくてく歩いていなければあやうく見逃す所だったんで、次はサクラ大戦で登録お願いだヨ。
ワルmagazine(あつあつ団発行 すごい本)
実は俺ちゃんの目標というか目指しているところというかやってみたい事というか、とりあえず同人誌らしい同人誌、キングオブ同人誌だと思っているのがこのサークルの出す本だ。なにがすばらしいってああた、とにかくのりがいい。なんと言ってもセンスがいい。おまけに中見もいい。なにせ、とのさまと俺ちゃんの分を2冊買おうとしたらサークルの人に「本当にいいんですか」と不安げかつ心配げに怖々と言われてしまったくらいの中見なのだ。いいに決まってるじゃないのよーおつりはいらないわとぴったしお金を払って入手した今回のこの本。たまらないっす。もうどもなりませんってば。なんか一生付いていくって感じだから、次が楽しみで楽しみでしょうがないかなって思ってますヨ。
もちろん、他にもいろいろいい本があるわけだけれども、全部紹介してもしかたなかとでここらでとりあえずお開きってな塩梅だ。でも、今回書いたのは俺ちゃん的にかなりのお気に入りばかりなのでどこかで見かけたら手にとって見て下されって偉そうだけれども、とにかくおもしろい本は歩いて探してみるのが一番ってなに言ってるかわからなくなって来たので本当にここまでだヨ。
1998. 1/13
今回の俺ちゃんのまいった
くたくた
俺ちゃん、実はくたくた。どれくらいくたくたかというと朝起きてお仕事して帰ってきてパソコンいじってぐっすり眠ってしまうくらいくたくただなんて書いても全然くたくたっぽくないので訂正しようと思ったけどめんどいのでやめやめだけど、本当にお疲れなんだってば。で、くたくただといろいろと困るので困っているのだが、どうしようと考えるけれどこれもめんどいのでやめやめと、疲れているので横着してしまうわけなんだな。実際に困るのがなんといってもこういう打ち込みができなくなるのだ。たとえこんな文章でも考えながら打つわけでそうすると身体が疲れているからなんか気怠くて当然ながら頭も気怠くて俺ちゃんの基本性能の半分くらいでしか打てなくなってしまってページの更新が遅くなって来る人がいなくなって俺ちゃんもやる気をなくしてこの世からこのホームページが消え去ってしまうのだから困ると思ったけど更新しなくてすむならなにげに楽だななんて考えてしまった俺ちゃんはやっぱりだめですか?
実は原因は単純に睡眠不足なのだけれどもたかだか夜中まで起きているだけなのにこんなになってしまうなんてやっぱり歳なんだろうし若くない証拠だけれどもちょっと悔しくてますます眠れなくなってしまった俺ちゃんも何を書いているのかますますわからなくなって意味不明なあたりが俺ちゃんですな。
今回の俺ちゃんの壁紙
ビビアン・スー
たまたまお仕事がお休みでテレビジョンなんざ見ていたら菅野美穂とビビアン・スー(以下ビビアンと呼ばせてもらうからそのつもりで覚悟のほどをしておかないと話についていけなくて困ってしまうかもしてれないヨ)がジョイポリスで遊ぶという番組をやっていてテレビション受像機に顔をくっつけて見ていたらふたりの姿が網膜に焼き付いていまだに俺ちゃんの視界には菅野美穂とビビアンが見えてこれはまるで心霊写真みたいで楽しげににこにこしてしまう俺ちゃんだ。しかしビビアンはかわいい。ピカチュウとチュチュを足してさらに3乗しても追っつかなくてスーパーコンピューターをいっぱいつなげても5年くらいかかってしまうほどにかわいくてたまらない。素性のよさもそうだが、たどたどしい日本語といい意味での素朴さというか無邪気さというかがなんとものんびりさせてくれる。というわけで、せっかくのインターネットだし画像ただだしうまくいけばアイドルコラージュあるかもしれんという事で電子街へと繰り出していきなりひっかかってびっくりしてよく見たらしかもビビアン本人のヌードがあって腰を抜かしてしまった俺ちゃんだった。友達に聞いてみたところ写真集を出しているとの事で納得してさっそくその画像を壁紙にしたのだが…寒い、寒すぎるっ!雪がさんさんと降り注ぐような季節になぜにヌードなのじゃっ!おまけにいかにも暖か南国湯煙旅情OL3人組みパナマ運河殺人旅行みたいな場所でとっておるんじゃい!台湾撫子なら雪の温泉にせんかいとはまったく思わないで今勝手にそういう事を書く俺ちゃんにちょっとむかむかな俺ちゃんだけどやっぱり壁紙をビビアンにしようと決めてしまった以上は冬向きの画像を捜してこなくてはいけなくて夜な夜な電子街へ脚を運んだ結果、ちょうどいい画像がありましたとも。男向けのシャツをまとったようなものなのだけれどもこれがなんともかわいいというか綺麗というかそそるというかほしいというか画像が荒くていやというか大きさも中途半端でいやというかでもビビアンで決まりっしょで決定。てなわけで、お家のWin95ちゃんはビビアンがいてるわけだが最初からそれだけ書けば簡単で楽でよかったのにと後悔しきりの俺ちゃんだヨ。
1998. 1/21
今回の俺ちゃんの疾風怒濤
カウンター
一度でいいからカウンターしかないホームページを見てみたいなんて今ついしがた思ってしまったのだが誰か作ってくれたらリンクはるので教えて下され。
というわけでカウンター。このホームページのカウンターもいつの間にかというか1998.1/17をもって4桁目に突入してしまってかなり焦り気味の上に驚いてしまった俺ちゃんだ。4桁といえば、それはもう想像すらできない神聖にして侵すべかざらりをな神の領域で事もあろうかそれを突破してしまったとはおそるべき人類ちゃん、てな感じ。でもいつも見に来てくれている人には本当には俺ちゃんの熱いハートと抱擁で感謝の気持ちを表したいって気持ち悪いみたいなので普通に目一杯感謝させてもらいやす。が、がだ、つまりは、しかしだ、なぜに500人目も1000人目も内輪の人間なんじゃい!おまけに999人目と1001人目も内輪の人間というのはできすぎだヨ。というわけで次の1500人目は絶対にこれを読んでいる奥さん、あなたにもらってほしいのでがんばっておくれやす。
今回の俺ちゃんの神様がもしひとつだけお願いを聞いてくれるならばきっと今ならこういうだろうてなお願い
マジカルデート大作戦
なにがしたいってあーた、今はただこれをしたいだけだけれども相手がいて初めて成り立つものだけにいたしかたなくて今日も親指をくわえて街行く恋人達をいかにも羨ましそうに眺めてはおらもいつかは東京さででーとしてみせるだべなどと故郷に錦を飾る予定の俺ちゃんだけれどもなんかこんな事書いている時点でいろいろと問題ありげの上にいかにも早くもネタ切れなのがばればれでどうしようと困惑の表情を浮かべている俺ちゃんだ。しかもいきなりなんの話かと思えばこんななのだから読んだ人ががっくりきていそうで恐縮この上ないわけだが実は俺ちゃんなりにはタイムリーホームランなネタなのでお許し願いたい。それにしてもやっぱりこういう時に彼女がいるとおもしろげだなと思う事が増えてきていてそれが俺ちゃんの今の悩みのひとつ。特にお台場のジョイポリスにできた競艇ゲームなんぞをやりたくてやりたくて思わず本物の競艇をしてしまいなんだかお財布が軽いどころか中身がなくなってしまい脳天が痛くなるのだがやはりあういう場所は全国指定男女交流場所という事もありさすがにひとりやふたりやさんにんやいっぱいの男の子もしくは男性ないしそれに類する生命体と行くのはそれはちょっとと小沢健二も言っていたというのはうそだけどやっぱりちょっとだ。他にも行ってみたい場所やイベントがあるのにどうしたってやっぱり男ひとりでは行きにくい場所ばかりで俺ちゃんの悩みは今日も続く。せめて職場に女の子がいればよかったのにどうにも女性運のないというかそういうもの自体が存在していない俺ちゃん。ていうか、こんな事書いているひまがあったらなんとかしろって俺ちゃんからのコメントだヨ。
今回の俺ちゃんの映画
ラブアンドポップ
これぞ萌え萌えだ?くねす最大のピンチを作ってしまったいわくつきの映画にしてかつ俺ちゃんのやる気と元気と根気と正気を奪い去ってしまったまったくもって言語道断な作品であるからして許すまじというかいけないのは俺ちゃんなわけだ。で、観に行くべきか行かざるべきかを黒舞踏によって占った結果俺ちゃんはひとりぼっちで初めての映画へと導かれる事になった。東京では銀座と渋谷のみの公開かつ渋谷は夜のみらしいので選択肢なんぞは俺ちゃんには与えられずに結局銀座。しかし銀座にひとりで行くのはなんともさみしくてさみしくて途中ご休憩に寄ったロッテリアでは思わずじゃじゃ馬の最新刊を読んでしまったくらいさみしかったものだ。でも劇場に入るなり俺ちゃんのさみしさは消えてしまったというかなんかカップルは少ないしふたりとかさんにんとかいっぱいで来ている人も少なくてやっぱりそういう映画なんだなとまったくもって納得。なにせ先に観に来たSinto氏をして「女の子と行く映画じゃないよ」と相変わらずのアルコールな息を吐きながら言ってくれたものだ。でもそれはそれでやっぱりさみしくて黒舞踏を練習したくなる俺ちゃんは早くあの発売が待たれるところだ。それはともかく映画の方は最初から最後まで庵野監督らしくまとめたというかまとまったというかそんな感じ。もっといってしまえばエヴァっぽかったというかエヴァだったというかとにかくうまい言葉がなくて卒倒してしまいそうな俺ちゃんだけどやっぱエヴァ。お前うそつけよあれのどこがエヴァなんじゃいおらおらなんて言われちゃうと弱ってしまうけどそういう事にしておいておくんなまし。でもなんとなく面白かったヨ。
98. 1/26
今回の俺ちゃんのゲーム
センチメンタルグラフティ
てなわけで、俺ちゃんは、今、秋葉原に、来て、います、と体験レポートする予定だったのに、あろう事か国家権力の介入によって、せっかくのおめでとうキャンペーンが中止になってしまったのだ。わかりやすく書けば、NECICが1998年のすべてをかけたソフト、センチメン・タルグラフティを発売日当日のAM0:00、つまり夜中に発売するという情報を入手したので、律儀で人情味あふれかつお祭り好きな俺ちゃんも、みんなといっしょにその喜びを味わいたくなったものだから、わざわざ秋葉原に出向いて着くと夜の11:30でこれはまさにナイスタイミングと思っていたのに、お店の前には「やらん」とぽぽるで書いてあって、まったくもってがっくりちゃんしてしまったという事で、今回はわかりやすく書けちゃったと自己満足中の俺ちゃんだヨ。ちなみに、この日の夜はなんだか濃ゆい人が多い秋葉原で、しかもきちんと行列のできるお店もあってみんななんで並んでるのかななんて思わず俺ちゃんも最後尾にくっついてしまいそうだったけどお仕事あったし寒いし眠いし切ないしうししでやめちゃったんだもーん。だからレポートはないんだもーんもーん。結局、俺ちゃんは次の日というか発売日にきちんと買ったわけだけれども、実はゲームはやってないと正直に書いていいのかどうか悩んでいるつもりなんて書いたらばればれっていうかいかにも狙った文章みたいでいやになっちゃった俺ちゃんだ。でもちゃんとオープニングは見たよというよりこれを見るために買ったと言っても過言じゃなかったから満足しちゃった俺ちゃんだ。で、そのオープニングは…すごいに尽きる。もしこのオープニングを前知識なしに見せたらどんなゲームを想像するかって聞いてみたい。ちまたではなんとすいけんだのたいきょくけんだの言われているくらいだけにやはりみんな考える事は同じだろう。事実、俺ちゃんはファンタジー制服RPGかと思ってしまった。だいたい、あれだけ怪しげな動きをするやからがわらわら出てくるのだから間違いなかろう。きっと、12人でパーティを組んで戦ったいく、ぱにょーんタイプのゲームでもおかしくない気がする。いや、普通に見たらそうだと思うヨ。しかし、発売されちゃうとなんていうかさみしいというか切ないというか夕焼けに染まる海を見に行きたくなったのは俺ちゃんだけですか、ていうか、内容よりもそういう面での切なさを売りにしていたとしか思えないわけで、センチメンな人々は発売されるまでのあのグッズ攻勢に真正面から立ち向かいつつその裏側というかなんというかをわかっててのっていた部分があるはずでそしてとうとうゲームが出てしまってやってしまってやっぱりそうだったのかぁと期待通りの切なさを感じる事ができた人こそ本当にこのゲームの切なさを知る事ができた人でうらやましいなと思ったら失礼なのかもしれない。なんにしても、このゲームを買った時というか、お金を払った瞬間になんとも言えない安堵感があったのは事実でそれはまるでエヴァンゲリオンの映画を見終えて劇場を出た時のそれに似ていて終わったなぁと思ったしだいでござる。ちなみに、俺ちゃんはグッズにははまってなくてファーストウインドゥとキーホルダーとお人形とフィギアをちょこちょこと持っているだけ。危ないところでごわしたたい。
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