もし、間違って天国からのお呼びが掛かってしまったら・・・？

このドラマはそこから初まります。日常の理解を越えたコメディー・タッチの人間模様が織りなされてゆくことでしよう。映画ではフットボールが舞台になっていましたが、ここでは原作通りボクシングで“FlGHT！”

静かな天国への飛行場。俗界と天界の接点では、今日も様々な人々が天国へとフライトを待っている。突然、辺りの平和な様子とはうらはらに、若い男の罵声とうら若き乙女の雑巾を裂くような叫びが聞こえる。暴行か、今はやりの通り魔か？実は新任のメッセンジャー7013が一人の青年を連れて来たのだった。（アラ残念！？）彼の名はJOE PENDLETON、世界チャンピオンを目ざすボクサーである。二人の争いの焦点はJOEが死んだのか否か。なんともはや、目先の変わった難問である。7013の上司Mr．JORDANはJOEの言い分を認め、彼を俗界に帰すことを命じるが、JOEの亡骸はすでに火葬された後。今や事実はトマソンの三振を見るよりも明らかとなった。（トマソン頑張れ！）そこで、JORDANは億万長者FARNSWORTHの体を提供しようと提案する。おりしも、FARNSWORTHは妻JULlAとその若きつばめ（失礼！）のTONYに殺害される寸前にあったからである。

JORDANに連れられたJOEは、FARNSWORTH家でBETTEを見かける。彼女は父の不名誉をはらすべく抗議に来ていたのである。彼はBETTEを助け出すためFARNSWORTHとなることを決意し、新しい人生へと乗り出すが・・・・、