1986年F.L.D.ドラマ公演

Harvey

by Mary Chase
Nov.15,1986(Saturday)
Osaka City University Tanaka Memorial Hall

Cast
Myrtle八木 洋美
Veta谷 すみ子
Elwood築田 功二
Mrs. Chauvenet田中 玲子
Wilson庄賀 信彦
Kelly谷川 典子
Dr. Chumley田中 朗
Dr. Sanderson田中 洋二
Betty戸川 喜久子
Judge Gaffney森 賢一
Cab Driver金澤 孝彰

Staff
Director金澤 孝彰
Set & Property

田中 洋二
田中 朗
Lighting金澤 孝彰
Sound Effect小笹 龍樹
Costume

谷 すみ子
八木 洋美
Illustration尾本 雅美
Editor金澤 孝彰

Synopsis

ACT 1 SCENE 1
ここは米西海岸のとある町。Elwoodさんの住まいの一室。 ある春の日の昼過ぎで、彼の妹Vetaが各界の人を呼んで隣室 で茶会を催しています。彼女はその場で娘のMyrtleを紹介しよ うとしますが、二人にとってElwoodは悩みの種。というのも、 この数年来彼は夢遊病にかかり、常にHarveyというウサギの 妖精と生活していると言っているから。 Vetaはそんな彼と来客を会わせないように努め、Myrtle に対しても平静を保つようになだめます。 しかし、Veta自身かなり滅入っているようで・・・

ACT 1 SCENE 2
1時問後、Vetaは耐えかねて、Elwoodを入院させようと精 神病院に来ています。彼女は彼の症状とHarveyのことを看護婦 Kellyと新米医師Sandersonに話しますが、その話し方のあ まりに神経質なこと!彼等はしばらくしてElwoodに会います が、彼があまりに紳士的で愛想がよいので、てっきりVetaの方 が患者だと誤解し、彼女を収容しようとします。が、やがてそれ が間違いだったことが判明し、二人は慌てます。 さらに、Elwoodが病院にいないとかで院内はパニック状態に。

ACT2 SCENE 1
さらに1時間後、場面は再ぴElwoodの住まい。 Myrtleは御抱えの弁護士GaffneyにElwood入院後の自分 達母娘の身の振りについて話していますが、そこへVetaが病院 から帰ってきます。息者と間違えられ、ひどく手荒く扱われた様 子です。 このVetaの姿を見かねた二人は病院を相手に訴えをおこそう とします。一方病院からElwoodを捜しに主治医Chumleyと看 護人Wilsonがやって来て何やら緊迫した雰囲気が・・・

ACT 2 SCENE 2
その夜、場面は再ぴ病院。Chumleyはまだ戻って来ていませ んが、Sandersonは昼問の大失態を理由に病院を出て行く準備 をしています。KellyもWillsonも彼をひきとめる術もなく見 守っているだけですが、そんな所へひよっこりElwoodが現れま す。Elwoodは今まで酒場でChumleyやHarveyと一杯やって いたと言います。どうもSandersonはHarveyという存在が気 になり、もっと詳しく聞き出そうとして彼を病室へ連れていきま す。しばらくしてChumleyが戻ってきますが、なぜかおびえて いるようです。

ACT 3
数分後、同じく病院。Chumleyは何者かが背後にいるような 恐怖感にかられ、顔色が今一つすぐれません。 そこへGaffneyとMyrtleがやってきて、Harveyの件の 重大さをChumleyに告げます。結局Elwoodを昔の彼に戻すベ く治療を施すことに決めますが、結果はいかがなりますことやら。 どうぞ最後まで御覧下さい。


Topics

1985 | 1987

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