1992年F.L.D.ドラマ公演
A Christmas Carol
by Charles Dickens
Nov.14,1992 (Saturday)
Osaka City University Tanaka Memorial Hall
Cast
Ebenezer Scrooge | 小嶌 隆史 |
Ghost | 舛田 健 |
The First Spilit | 宮井 公一 |
The Second Spilit | 野原 由佳 |
The Thied Spilit | 日根野 聡子 |
Bob Cratchit | 河野 将道 |
Mrs. Cratchit | 浅井 洋美 |
Tiny Tom | 伊藤 真実子 |
Fred | 日根野 聡子 |
Isabelle | 日根野 聡子 |
Young Scrooge | 本多 哲夫 |
Mr. Fezziwig | 鹿間 聖 |
Scrooge in his childhood | 河野 将道 |
Ensembles | |
Staff
Director | 河本 恒明 |
Sound Editor | 津田 宣生 |
Set | 津田 宣生 |
Property | 山本 有希子 |
Costume | 伊藤 真実子 |
Lighting | 伊藤 るみ子 |
Make up | 伊藤 るみ子 |
Editor | 伊藤 るみ子 |
Synopsis
けちで、頑固で、愛想のかけらもないエブニーザー・スクルージは町の嫌われ者。腐るほどお金は持っているのに、貧しい人から借金を取り立ててばかり。そんな彼のもとで働く一人の男がいました。彼の名は、ボブ・クラチット。彼には妻と脚の悪いティムという息子がいるのに、スクルージは彼にほんの、ほんの少しの給料しか与えていまぜん。また、スクルージにはフレッドという陽気な甥がいました。大らかで優しい彼は度ある毎に卑屈な叔父に声をかけるのですが、スクルージばそんな彼を冷たくあしらうばかりなのでした。
さあ、明日はクリスマスどいう日の夕方、いつものように甥のフレッドがスクルージを夕食の誘いにきます。一緒にクリスマスを祝おうというのです。もらろんそんな誘いにスクルージが乗ろうはずもありません。「メリー・クリスマス!」ど声を掛けるフレッドを、いつものように追い返すのでした。7時の鐘がなり、クラチットは明日、休みをくれるようにスクルージに頼みます。年に一度のことだから、と懸命に頼むクラチットを無視して、明日はいつもより早く職場へくるようにと言いつけます。クラチットが帰り、スクルージはいつものように借金の取り立てにと町へ行くのでした。
取り立てから帰り、服を着替え、ベッドに入ろうとしていると、「スクル〜ジ・・・」と声がします。昔、一緒に仕事をしていたマーレーでしょうか?いいえそんなはずはありません。彼は7年も前に死んでしまったのですから。声の主を捜しますが誰もいません。ほっとしてベッドに入ろうとしたとき、再び「スクル〜ジ・・・」という声が!!恐怖のあまりベッドに潜り込むと、突然鳴り響く大音響。物が飛びかい、白い影があちこちに現れます。騒ぎがおさまり、恐る恐る顔を出してみると、そこにはマーレーの亡霊が立っていたのでした。彼はこう語ります。「このままでは、お前は死んだ後ものすごい苦しみを背負って行かねぱならない。そうならぬために、お前にはチャンスとして3人の精霊が訪れるだろう。」そして彼は消えて行くのでした。
さて、3人の精霊とは何か、そしてスクルージの運命は如何に・・・
Topics
1991 | 1994
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