中国没有日記


4月30日


今日は長い1日だったー。
昨日の疲れが全然抜けない。が、香港も最後の日になってしまった。
朝、ちょっとゆっくりしてからチェックアウト。荷物を預けてHMVへ。HK$も使ってしまいたいし、ほしいCDが山盛りあるので、ついHMVに行ってしまう。お気に入りの王菲のCDを5枚買う。
13:00には空港に向かわないといけないので、最後の時間を上環の「潮江春」で飲茶することにする!
フェリーで中環まで行き、トラムで上環へ。ものすごい渋滞でトラムがなかなか来ず、ちょっとイライラしてしまった。やっぱり急いでる時に乗るもんじゃないね。
潮江春では、いつものキレイなチャイナ服のオネーチャンが仕切ってくれる。飯も美味いし、雰囲気も最高。大満足。
一度、地下鉄でホテルに戻り、A1のエアバスで空港へ。

いよいよ中国へ出発だ!!

ドラゴンエアーは、なかなか快適。18:30着なので、空港で軽くメシを食ってきたんだけど、なんと機内食がでた。メニューはチキンとポーク。彼女と2人で1品ずつ頼む。サラダは激マズ。あとは美味。
香港の天気予報では上海は雨とのことだったが、曇でよかった。



憧れのドラゴンエアー
なんだか妙にカッコイイぞ。


KA800は定刻通り虹橋国際空港に到着。手続きを終え、ゲートを出る。
ガイドを読んで、地下鉄の駅まで直行する「505」の市バスに乗ることにするが、いっくら探しても見当たらない。自分で言うのもなんだけど、方向感覚はそんなに悪くないほうだし、こういうパターンも何回か経験してるんだけど、ダメだ。しかも周りに人がいない。

あきらめた。

一度空港に戻って、適当なエアバスで、とりあえず終点まで行き、そこから歩く事にする。最初にチケット売場へ行くが、どうも違う場所らしい。オバチャンに言われるままに、直接バス停へ。
エアバスも4種類あり、どれだか良くわからない。かたっぱしから地図を見せて聞きまくる。
近くのオッチャンが教えてくれたので、バスに乗り込み、服務員のオバチャンに行き先を確認する。チケットは1人4元。切符を握り締めて中に。すでにギュウギュウの人。なんかの時のために、最前列をキープする。
席を確保したので、一応どこが終点か確認しようと地図を広げ、服務員のオバチャンに話しかけたら…。

もう、大騒ぎ!

オバチャンと、英語の話せる兄ちゃんとでイロイロ丁寧に教えてくれる。その間にも、真っ暗なバスの中にどんどん人が入り込んでくる。
どうやら話をまとめてみると、我々乗ったバスは目的地の近くまでは行くけど、そこからが、また面倒くさいらしいことがわかる。
兄ちゃんは本当に心配してくれて、我々が「降りたところから、最寄りの地下鉄の駅まで歩く」と言うと、「方向が同じなので、一緒にタクシーに乗ってけ」という。
何回も断るが、全然迷惑じゃないと繰り返す。

正直言って、ここで迷った。
甘えさせてもられば、多分問題なくホテルにつく。
実際かなり疲れてたし、このままだと、あと何時間かかるか分からない。
しかし、危険性も否定できない。ここでどこか連れてかれても文句は言えない。
親切にしてもらった人を、どこかで疑ってるのは、自分の悪いクセだけど、どうしても身構えてしまう。

結局、本当に有り難かったが、終点で降りて、駅までの道を教えてもらうことにした。スマン兄ちゃん。
それにしても、みんな親切だ。

この兄ちゃんのおかげで助かったし、中国が好きになった。
バスから見える中国は、やっぱり大雑把で面白い。どことなくインドに似ている感じもする。
そして、なんとか地下鉄の駅を発見。もう疲れたよ。
2元でホテルのある「漢中路」へ。兆安酒店はキレイなホテルだった。が、デポジットに500元はビックリした。

チェックインしてから、部屋に入り、荷物を整理していたら、セキュリティーボックスが死んでいるのが分かった…。いきなりかよ、中国。
それで、フロントに文句を言ったら、お姉ちゃんが確かめに来た。多分電池切れじゃないかと言うと、おもむろに向いの部屋に入る。
で、手には電池。

おいおい。それって向いの部屋のボックスの電池だろーが!

ま、いいけどさ。動くようになったから。

フラリと近所を回る。ここは市街地から離れているので何も無いが、夜は屋台が立つ。明日からが楽しみだ。
中国もなんとかなりそーだね。


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