広州〜桂林華南日記


4月30日


硬臥車両はなかなかヘビーなところだった。
ただ、やはり現地の人の様子が楽しい。前回の中国旅行では上海〜北京を列車で移動したが、軟臥だったのでこの感覚は分からなかったのだ。

一言でいうと終日酒盛り状態。

隣の一団は、さっきから白酒を7〜8本は軽く空けている。車内も車内で、天井のスピーカーから大音量の中国歌謡曲が流れっぱなし。
弁当売りは大声で客寄せ。

みんな誰一人として寝る気なし!!



硬座特快臥
清潔で快適。
周りがうるさくなければ…。




うーん…。今回は上段と下段をキープしているのだが、周りが一切寝ないし、途中駅ではあれだけ飲んだのに、さらに駅弁を買い込むしで、結局深夜まで席の形のままだった。

あんま寝台の意味ないじゃん…。

ま、でもこっちも楽しめたし、車内販売のお弁当も美味しかった。やっぱり列車の移動は楽しいよ。

K36は8:30桂林着。
終点ではなかったので、降りどころを心配していたのだが、時間通りで全く問題なかった。

桂林も大都会だ。
駅前の感じで半端じゃないことが分かる。

我々は桂林は中継点としてしか考えていないのだが、超観光地であることとメーデー休みのことを考え、陽朔からの帰りの一泊分は予約する。
空港バスターミナル前の民航大廈をあたるが満室とのこと。向かいの安新酒家に行ってみると、こちらは空室があるが1泊400元!!
うわ!! さすがにメーデー休み。G.W.に中国には来るもんじゃないな。
まぁ、1泊位贅沢しても良いのでここに決める。

予約も終わったので駅に戻り、ミニバスで陽朔まで大爆走。1人10元。
1時間半で陽朔到着。

おあー。スゲー景色!



陽朔公園
見渡す限りこのような景色。
自然の力に圧倒される。




街も適度に田舎で楽しそう。
西街蓮蓮飯店に飛び込み、その場で宿を決める。120元。
しかし、またしてもメーデー休みの影響で1泊しか空いていないとのこと。明日はまた別のホテルを探せと言われる。
うーん。仕方ないか。
この季節はどこも満室だと聞かされ心配になるが、まぁ、とりあえずはいいか。明日のことは明日心配しよう。


荷物を置いて街歩き。



陽朔の街
中心地はそこそこ栄えていて楽しめる。
歩いて回れるこじんまりとした大きさに癒される。






マーケット
現地の人の台所。
食堂街も充実していて見ているだけで楽しい。




リ江と山々に囲まれた、なんて落ち着く街だろう。

mini mao cafeで昼飯。吹きぬける風が気持ち良い。

あー。このために陽朔に来たんだよ。

ここは本当に水と山の街だ。
リ江を見ながらひたすらノンビリする。何もないのがこんなに心地よいのが不思議。



り江
音もなく流れる河にしばし見とれる。
ふとその存在感を感じる瞬間。




晩飯は地元の人ばかりの市場に面した食堂街で。素炒腐竹、糖醋排骨、苦瓜(西良)、にビール。
どれも最高に美味い!!




5月1日


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