南インドお気楽日記
４月３０日
うー。疲れた〜。足がガクガクする。もう一歩も歩けないよ。
というか今日は遭難しそうになったよ。
ふう…。
朝は６：３０に起床。７：００には１Ｆのレストランで朝食。
またこれが最高に美味しい！！
イドリ・ヴァダをサンバルで食す。パラータ、ウッタパムも超イケル。
周りの西洋人はやっぱりコンチネンタルだよ。信じられない。
南インドの食生活は北に比べてやっぱり豊かだと思うな。お米も美味しい。
朝からお腹一杯になってホテルを出る。
朝から痺れる美味さ
サンバルさえあればなんでも食えそう
今日はマイソール見物でも遠方を回ることにする。
まずトコトコ歩いてシティバスターミナルへ。
ガイドでチェックしたバスＮｏ２０１と１８５を探す。と、丁度１８５が目の前に停まっているので、運転に行き先を聞いてみると「違う」。
ふぅ。
仕方なくちょっと離れたところにいた２０１へ。今度はＯＫ。１人５Ｒｓ。
窓全開で気持ちいい。
バスターミナル
やっぱりバスは庶民の足
たいていどこにでも行ける
30分ほどでチャームンディーの丘に到着。
ドラヴィダ様式のシュリー・チャームンデス・ワリー寺院はなかなかの迫力。インド人と一緒に靴を脱いで行列に並んで参拝する。
なかなかの存在感
マイソールのシンボルというのも頷ける
静かな熱気が伝わってくる
参拝後は聖水で身を清めてもらうのだ
チャームンディー女神はイマイチよく分からなかったけど、こういう所は独特の高揚感があって良かったよ。
その後、もう一つの見所であるナンディ像を見るため３００段の階段を降り、山の中腹へ。
なんかカワイイ。
聖なる牛、ナンディ像
シバ神の乗り物にしては愛嬌のある顔
しかし暑いよ。３５度以上はあると思う。直射日光の下で歩いていたらとクラクラしてきた。
一旦山の中腹まで来てしまったので、市内に帰るのにどうすれば良いのか分からなくなる。
また３００段登るのもシンドイしなぁ。
そこでナンディの横にあった、ポリスオフィスで聞いてみると、山の道沿いに１Ｋｍ程歩くとバス停があるとのこと。
しゃーない。それ位なら歩くか。
と、素直に思ったのが大間違い。
歩けど歩けどバス停はおろか、人の姿さえ全くない。
道は果てしなく続き、陽は刺すように痛い。
ペットボトル500ｍｌの水のみで後何キロ歩けば良いのか見当もつかないよ。
引き返すにしてもかなりの距離を歩いてきたので辛いし、シンプルに階段を登れば良かったと心の底から後悔していた時、１台のリクシャがブリブリ横を通りすぎる。
恨めしそうな目でアイコンタクトすると、通り過ぎてしばらくしてから停まった！！
助かった〜！！
すでにインド人カップルが２人乗っていて、話を聞くとチャーターしていたみたいだけどNo problemらしい。
４０Ｒｓで市内の動物園まで行ってもらう。っていうか、いくらでも払う気分。
とにかく、ものすごくホッとしたよ。
命の恩人
警察に騙されて死にかけるところだったよ！
ふぅ。
やっと動物園に帰ってきた。
炎天下を歩き通しだったにも関わらず、また広いな、ここ。
でも高ｪ多く動物達ものんびり気持ち良さそうだった。
しかし、１周するだけで数キロはあるぞ。ダメージ倍増。
マイソール動物園
なんだか柵がものすごく低いのはきっと目の錯覚
はー。さすがにもう歩くのはシンドイ。
でもまだ時間があるので、シメに映画を観に行くことにする。
先日チェックしていた映画館を回るがなんとSoldOut！！
もう１軒のオペラという映画館へ。
「Powerful Boy」を観る。
うーん。
筋はもうグチャグチャ。でもヒロインがなかなか綺麗でよい。
映画のポスター
テルグ語だったからか満員という感じじゃなかった
主人公が活躍するシーンでは観客からの口笛がスゴイ。
途中に休憩を挟み、結局トータル３時間の大作が終了。
いやー、今日も盛沢山だったよ。
タクシー客待ち中
色々なタイプのアンバサダーが集合していて楽しい
一瞬元気が出た気がしたので、ホテルまで歩いて帰り、せっかくの豪華ホテルなのでプールに入る。
今日はホテルでゴージャスにインド料理を食べるのだ！！
ところが、ホテルにはいくつかレストランがあり、当初入る予定だったところと違う店に入ってしまった。
ガーン！！
表に店名くらい看板だしといてほしいぞ。
かなりテンションが下がるも、とりあえずインド料理はあるので、いくつか注文。
って、それから１時間待たされる…。
さすがにキレて文句を言ったら、すぐに出てきた。
インド時間なのか、たんなる怠慢なのか。しかしこれでやっとビールを飲めるよ。
サザンスターで豪華ディナー
サグパニール、ムルギマライカバブ、マライコフタ、バターナンにキングフィッシャー
酒を飲んだとたん眠くなる。今日は本当に消耗した。
部屋に帰ってバッタリ。
５月１日へ
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