超極楽ラオス日記
9月15日
昨日の夜は雷雨だった。
街灯がないだけに、雷の青白い光が鮮やか。
部屋が鈍色にフラッシュするのをボンヤリ見ている。
朝起きると、街中が水浸し。道路も舗装が悪いので、グチャグチャの泥だらけ。近所の家は床上浸水していて気の毒だ。
水浸しの道路
夜は雨になることが多い。
街一番のメインストリートがこれだ。
今朝も特にやることがないので、とりあえずメコン川に行く。
なるべく細い路を歩くようにすると、生活感が感じられて楽しい。
ふと、大きな交差点にインターネットカフェを発見する。2$/20分。
我々の他はみんな西洋人だった。ちなみに使った端末はi-mac。
他にも数件、インターネットカフェを見かける。かたや手書きで航空券を発券しているこの国だけど、いずれタイのようになってしまうんだろうな。
明日、シェンクアンに移動することを考えるとドルが不足するので、銀行に行く。1$=9,200kip。
余っても良いつもりで、チェックをドル=ドルで100$、ドル=kipで20$エクスチェンジ。
5,000kip札でくるとばっかり思ってたら、全部2,000kip札できた…。
ちなみにkipは84枚。うーむ………。二人で山分けしても財布に入らんゾ…。
横ではどっかの西洋人のオバちゃんが気前良く100$位、kipに両替している。案の定、重々しく金庫が開かれ、15cm位の札束が手渡される。ボーゼンとするオバちゃん。
朝飯を食べてなかったので、腹が減った。
宿の隣の飯屋に入る。カオ・ピエッ・セン。5,000kip。
これがまた筆舌に尽くしがたい美味さ!!!!
うを〜。美味いぞー!!!!!
モチモチした麺と甘酸っぱい汁が絶妙じゃ〜。
もしオレが金持ちだったら、この屋台のオバちゃんをスカウトして歌舞伎町で店もたせるね。はっきり言って。
ラオスはどこに行って何を食っても本当に美味い。
絶句ものの美味さ
この一杯に人を感動させるものがある。カオ・ピエッ・センを食べただけでも来た価値があった。
この辺で、また暑くなってきたので、一旦宿に帰って昼寝。
夕方から動き始める。ノボテルの前に象のモニュメントがあるようなので、行ってみることにする。せいぜい数キロなので、例によって歩いていくことに。
またしてもヘトヘトになりながら目的地へ着くが…。これかよ。オイっ。
ヘンテコなコンクリートの塊じゃんか。あー、疲れがドッと出てくる。
失意のままメコン川へ。昨日の雨で水量が増して迫力がでてるよ。
屋台でビアラオ、ソンムー、ケーム・パッ。3品で14,000kip。ケーム・パッは薄味ながらダシが効いていて美味い。
少しゆっくりして日が暮れるメコン川を眺める。ラオスは街灯がほとんどないので、6時を過ぎたころから一気に暗くなる。でも今回の旅行は、ほとんど時計の意味がなく、いい感じ。重い腰を上げて宿へ。
日暮れのメコン
街灯がないだけ、闇の訪れをハッキリ意識する。
帰りにミーサイ・マッサージに寄る。 ラオス式のマッサージと言われてもピンとこないけど、3日も歩き倒しているので、とにかく体がシンドイ。
3$/1h。学生のお姉ちゃんがマッサージしてくれるので、プロってわけではないが、オイルマッサージが気持ちいい。しかし、終わってもそのまま帰されるのには閉口した。まだ宿が近かったからいいものの、全身ギトギトだもんなぁ。
それでも、疲れも半減したし、ラオスのお姉ちゃんと話もできたし、良かったよ。
明日はいよいよシェンクアンだ。
9月16日へ
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